大人になってから、関心をひかれる事柄を見つけたときに「もっと若いうちから、このことを知っていたかったなあ」と思うことがあるものです。
10年前とはいわないけれど、せめて5年前に、この件を知っていたなら、その分大きく前進している今があったのにと。
そういうときは、関心をひかれる事柄に出会えて嬉しい気持ちと、
もっと早く知っていたらよかったという残念な気持ちと、両方がでてくるけれど、
総合的にとらえていけばおそらくは、嬉しい気持ちのほうが勝っているものと思います。関心がひかれることを見つけられるのは、とても幸せなことですから。
その幸せを味わって、今からできることを重ねていけばいいです。
特定の事柄にむけて「学びを深めよう」とか、このようにありたいという「理想の自分をあらわそう」とすれば、一生という時間は十分な長さではありませんが、
人はたましいの存在で、何度も生まれ変わり、学びを続けていくしくみなっていますから、学びきれなかったことがあれば、きっと次の人生でも続きをしていくこととなるのでしょう。
ですから、そのことはあまり心配することなく、複雑に考え過ぎずに、
嬉しさと幸せを味わいながら、この人生の中でできることを重ねていけば、
いくべきところへ導かれるでしょう。
コメント
このことを最近、特に痛感しています。
年々、記憶力の衰えを実感するものの、
関心があり、何度も時間を掛けてでも「覚えたい」と意欲を持って主体的に努力を継続することができる機会を与えて頂いている。
このことに幸せを感じる今日この頃です。
かぷちんさま
何をしていいかわからないとか、関心があることが何もない状態は、
力の注ぎどころがわからなくて、それもまた大変であるので、
意欲的になることができる事柄が「ある」ということは、幸せなことでもあるのですよね。