毎日の生活の中に、ほんの少し「新しいこと」をとりいれると、それだけで他のことも含めた全体の流れが持ち上がっていくようになります。
「最近、自分がやっていることの意味がわからなくなってきた」とか、
「何かをしたいと思うが、何をしていいのかわからない」など、
悩みとまではいかないけれど、すっきりしない状態になっているときは、何か、新しい要素をプラスしてみるといいでしょう。
新しい要素は「行動」「思考」「物」、なんでもいいです。
どれもエネルギーとしての作用があります。
ほんの少しの刺激が、全体によい作用を与える。
全体に刺激を与えるための新しさは、むしろ「少しのほうがいい」のです。
なぜなら、新しい事柄の比率が多すぎると、新しいそれに自分が慣れていく負担もでてくることになるからです。
少しの新しさを加えるなら、これまでの自分のペースを乱さない範囲で、いつもと違う刺激があることで、全体がリフレッシュされます。
新しい小物を買うとか使うとか、
新しい動きを小さい範囲で行うとか、
何らかの意味で、自分にプラスになりそうな要素をとりいれてみましょう。
新しい物は、進む力を与えてくれる。
「最近なんだか、自分がやっていることの意味がわからなくなってきた」
この気持ちは、そのことをスタートさせてからしばらく経過していて、しかしゴールまではまだ遠いという「中間」に位置しているときに起こりやすいです。
スタート地点からも離れ、ゴール地点似もまだ遠い位置では「ここまで、どのくらい進んだか」「あと、どのくらいでおわるか」という比較対象がないのでモチベーションが下がるからです。
しかし、やっていることの「意味を見失って」いても、「進む道を見失ってはいない」ですから、やるべきことは決まっている状態の迷いですよね。
こういうときは、少しの新しい「物」を加えることで、進むための力をもらうのがいいでしょう。
新しい行動や思考は、進む道を与えてくれる。
「何かをしたいと思うが、何をしていいのかわからない」
このように、やる気はあるけれど、何をしたらいいかがわからないのは「進む道がわからなくなっている」状態です。
こういうときは、新しい物を加えるよりも、新しい「思考」「行動」を加えるほうが効果的ですね。
思考や行動を重ねていくほど、自分の中に「折り目の癖づけ」がなされ、エネルギーの通り道がつくられていきます。
通り道ができると、そのルートをエネルギーが流れます。
流れがつくられると、注ぎ先がほしくなります。
エネルギーの流れる通り道は、通常、自分の得意な方向に、折り目のくせがついていくものなので、こうしたプロセスによって、自分に合っている「力を注ぐ先」が見つけやすくなります。
行動のほうが、より習慣化されやすいですから、
何か新しい行動を少し、加えてみるといいでしょう。
どちらも、続けることが大切。
タイトルのとおり「毎日の生活に、新しいことを少しプラス」ですから、使い続けること、行動し続けることが大事です。
物を手に入れただけ、一度使っただけでおわり、としてしまっては効果は(ゼロではないでしょうが)大きくならないので、頻繁に使う身の回りの小さいものに、少しプラス、がいいのです。
行動も、習慣化という癖づけがなされるまでには相応の回数が必要ですから、一度だけでおわらせずに何回かは続けてみましょう。行動までに準備がたくさん必要な大きな行動よりも、手軽にできる行動のほうが動きだしが楽なので、こちらも少しのプラスがいいですね。
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