人生とは、「この肉体を与えられている時間」のこと。

ニワカファンとして熱狂したラグビーＷ杯がおわり、ちょっと「ラグビーロス」になっています。もっと日本代表の活躍を見続けていたかったなあ、と（￣＿￣）。大会の運営も、選手も、本当に素晴らしかったですよね。

先日、ニュージーランド出身の「トンプソン・ルーク選手」のインタビューがＹａｈｏｏ！にでていました。

ルーク選手は、長く日本代表として活躍し今シーズンで引退するそうです。これから所属チームでのラストシーズンが始まるところで、チーム内でのポジション争いについて質問されたときの回答が、とても心に響くものでした。

まとめると、以下のような内容でした。

昔コーチに教えられたことがある。ジャージは自分のものではない。借りているもので、いつかは返さなければならない。借りているからこそ、ベストを尽くして人の記憶にのこる努力をしなけばいけない。

新しい戦力が入ってきて、昔の戦力は卒業していくという入れ替わりは、常にスポーツの世界では行われていること。だから自分もいいプレーをしてジャージをキープできたらと思う、と。

ジャージを肉体に置きかえたら、これは「人生」と同じですよね。

人はたましいの存在であり、肉体は、この世で人生を過ごすための借りているもので、肉体を借りていられる時間は有限です。

長くてもせいぜい１００年、いつかは肉体をはなれてたましいの世界へ戻るけれど、この世で過ごしていられる時間は、自分がやるべきことにベストをつくす。そうして日々を「生きる」という行いを「あらわし続けていく」ことが大事だなあと。

そんなことを改めて考えさせられました。