大きな力をもっていることはメリットが大きいですが、それゆえに抱えてしまう裏表の要素はあります。過去記事でとりあげた「やる気スイッチが入りにくい」こともそのひとつです。
大きな力がある人ほど、ちょっとくらいの刺激では内に響くものがなく、行動を起こすきっかけを得るのが難しいです。そうなると行動が制限される現状では、力を発揮する方向にいきにくくなる、というのが過去記事でお伝えしている内容です。
では、大きな刺激が得られるコロナ以前の状況なら、
大きな力を持つ人は、楽に力を出していけるのか?といえば……、一概にそうとも言えないのが、これまた別の意味で難しいところなのです(>_<)。
なぜなら、そのことを逆からとらえれば、
大きな刺激に反応しやすく「衝動的である」とも言えるからです。
何かあるたびに「あちらの刺激」に反応し、また別の情報にふれると「こちらの刺激」を追いかけてしまい、力の掛け方が散らばってしまいます。
普通の人は、大きな刺激に対しては「今の自分との落差」のほうを大きく感じ、むしろそういうものには違和感がでてきて慎重になるんですけれどね。
ではこの大きな力をうまく操縦して、よい形でいかすにはどうすればいいかというと、「目標を先に決めること」です。
手段が多少とっ散らかっても、目指すところが決まっていれば、掛けた力はひとつの方向に集まりやすくなるからです。
途中で入れ替わってもいいので、仮決めとしてでも、目標を作って進むことが、大きな力を持つ人には合っていると思います。
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