カルマを乗り越えた、その先の考え方

この人生で経験することは、カルマの法則とよばれる「自分が出したエネルギーが現象となって返ってくる」しくみでつくられていて、

望ましい結果が返ってくることもあれば、学ばされる意味で「乗り越えなければならないカルマ的なできごと」が降りかかってくることもあります。

後者のカルマがあるときは、行動が制限されたり、自分らしさを見失ったりと負荷が掛かるため大変ではあるのですが、

逆に「カルマがあることで楽になっている」部分もあります。それは「受け身でいても、やるべきことが発生してくる」という点です。

月に座る妖精

課題が向こうからくるので「自発的にやること探しをしなくてすむ」んですよね。受動的になるしかない制限はあっても、自発的にならなくても学ぶべき課題がでてくるので、自分で道を切り拓いていかなくてもすむのです。

そうしてカルマ的な課題を乗り越えて、これまでよりずっと身軽になり、さあこれからは自分が好きなように進んでいける状況になった‥‥‥はずが、何をしたらいいのかがわからなくなってしまう人が結構います。

これまですごい逆風に向かって頑張っていたはずが、いきなり無風になって、調子がでなくなる感じです。

そこで何か周囲や世の中にイライラして攻撃的になるなどして、また新たなカルマをつくってしまう人もいます(>_<)。

大きな課題を乗り越えて、かなり風向きが変わるか無風になってきたのを感じたら、ここから先は自分で進む道をつくっていくことが必要になります。与えられる課題をこなすのではなく、どのようにしたいかを自分で決めていく時期だということです。

カルマを乗り越えるというのは、この「自発的に進む道をつくっていく」ことまでがセットで、ここが卒業試験のような気がしています。

受け身的な頑張り方と、自発的な行動の仕方は、力の掛け方が逆になる部分があるので、意識の向かう先をまずは切り替えることですね。

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