人生での「すべきこと」を、前もって決めずに生まれてくる人もいる

セッションの初回か二回目くらいでよく聞かれる質問に、「自分はこの人生で何をしたらいいのだろうか?」というものがあります。

何かをしなければという意思はあるが、具体的に何をしたらいいのかがわからない、しかし時間は過ぎていくので焦りもでてくる、しかし具体的なものがうかんでこないという方は多いようです。

砂時計に座る妖精

この質問は、生まれてくる時点で「この人生ではこういうことをしよう」と決めてきている内容を知りたい、ということですよね。

本来なら人生のどこかでそれを思い出したり、認識したりすべきところが、何かの理由で見失ってしまっているなら、ヒントとなるものを手にすればそれを思い出して自分らしい道を進んでいけるのではという主旨のご質問なのですが、

生まれる前に「この人生では○○をしよう」と、狭い範囲ではっきり決めている人ばかりではないんですよね。あえて「この人生ではこうする的な、前もっての決め事を少なくして」生まれてきている人もいます。

意図的に、自由度を高く設定して、そのときの自分がやりたいと思うことを選べるように生まれてくる人も中にはいるということです。

何をしたらいいのか?と迷ってしまう人は、こちらに該当しているタイプかもしれませんね。選べる自由さというのは、ありがたい面もあるけれど、それゆえの大変さもあるものです。

自由度を高く設定してきている人は、人生のどこかで「自分がこうしたいと思うことを決めていく」判断が必要になってきます。

自然にそうなっていくという進み方には(通常は)ならず、自分が決めることで進む道がつくられていきます。

もしもこのことについて不安になったり、焦ったりするとしたら、今がちょうど「決めるべき時期」なのかもしれません。この点に迷っている方は、ぜひご相談をいただければと思います。自由度を高くしていても「大枠での方向性」は決めてきている場合が多いです。そこは読みとってお伝えすることはできるので、ご自身の判断のサポートをさせていただくことが可能です。

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