あくまで、数字の上での確率、可能性としての仮定ですが、「得意なことや、経験にあることは、そうでないことに比べてうまくいく可能性は高い」といえます。
苦手なことがうまくいく可能性、経験のないことがスムーズにいく可能性は、前者に比べると低くなりますね。
経験をしていないことは、得意かどうかが計れないので未知数であり、経験からのコツを知っているという底上げもないので、余裕もつくられません。
実際のところは、どうなるかは、やってみないとわかりません。
得意であるとか、経験済みであるとかの、「自分側」の事情だけでものごとが展開するわけではないですから、自分以外の環境や、相手の事情によって、左右されるところも多分にあります。
得意なことでも、それを発揮する状況が整わないこともあれば、苦手なことも、第三者の協力によってスムーズに進むこともあるかもしれません。ですから、こうした考え方は、あくまで、頭の中での仮定です。
しかし、自分以外の環境が、ああなって、こうなって・・・、相手の事情によって、ああなるかもしれず、または、こうなるかもしれない・・・と、外側のことは、あまりに未知数すぎて、事前の工夫がとりにくいです。
自分側のことならば、(やってみないとわからない、とはいえ)おそらくこうなるだろうと、ある程度の範囲は、事前に推察をつけて備えておくことができます。
意図的に、いかすという働きかけをしやすいのは、自分から距離の近いところ、自分自身に備わっているもの、自分が知っている経験済みのことです。
いろいろな、たくさんの選択肢がある中で、限られた自分の時間や労力を十分にいかすために、基準をもうけて対象をしぼるとするなら、やはり「そこ」を基準にした考え方が、筋道をつけやすくなると思います。
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