まずは自分から、相手に働きかけをする。

人に対する動きをとっていくときに、つい「相手から、こちらにアクションをとってくれたら楽なのに」「相手からの申し出があれば、最善の対応をして相手のためになれるのに」と、受け身になって期待したくなりますが、

最初の1回のきっかけは、自分のほうから作っていくとよいです。

その動きによるエネルギーが、次の展開を引き寄せるでしょう。

二つの花が重なり合う

客観的にとらえてみるとわかります。自分が「相手からしてくれたらいいのに」と思うことは、逆の立場でも同じだということです。自分の側から働きかけをすることは、物理的にも精神的にも負担は大きいですよね。

その動きを、自分のほうからとっていくことは、相手の負担を取り除くことでもあり、相手の安心になり、ときには感謝されることもあるでしょう。

自分のほうから動きをつくるという、とても負担のある行いをすれば、

それは当然、自分の力が磨かれることとなり、

回数を重ねるごとに、コツもわかってきて、よりふさわしいタイミングや言動を選べるようにもなり、

自分の望む形の関係を、つくることに繋がっていくと思います。

こういう場合は、その1回ごとのやりとりが結果に繋がったか否かだけでなく、その後も含めてトータルで、自分の力がついたとか、行いの蓄積によっていろいろ変わってきたとか、そういう考え方もしていくことが大事ですね。

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