数日前、ドラッグストアで化粧品を買いました。値段としては1000円以下のもので、いつも使っているものの色違いです。
いつも使っている色と、色違いと、2色が並んでいました。普段の私なら迷うことなく、いつもと同じものを買います。しかし、そのときはなぜか、2色を前にして「どちらにしようか」と考えました。
ちょうど商品が照明の真下にあり、キラキラしてキレイにみえたことと、その「商品のオーラ」自体も素晴らしいもので気に入っていたこともあり、しばらく眺めているうちに、だんだん迷いがでてきたのです。
それほどお洒落でもない私は、これまで気にしていなかったけれど「この商品は2色あるんだなー。そうか。今回はどうしようか」と考えて、
普段は考えないことを、改めて考えだすとわからなくなってしまい、迷いましたが「いつもと違うほう」を買うことにしました。
安価だし、2色とも買おうかなとも思いましたが、でも2つも要らないなあと現実的な判断をちゃんとして笑、ひとつを手にしてレジにいきました。
レジの担当の方が商品を手にして「この色で、お間違いないですか?」と言いました。おそらくそれは、メイク用品を買う全員に対しての確認として、普段から行っていることなのだろうと思います。
しかし、私にはそのひと言が、やけに内側に響いて
「えっ」と思ってしまいました。
ですが普通に「はい」と答えてそのまま購入しました。
選ぶときに、どちらにしようかと迷っていたこともあり、間違いないかと念を押されたような感覚になって、心にひっかかったのかなーとそう思い、
家に帰ってきて、これまで使っていた色の僅かな残りと、今回購入した色とを比べてみると、
ああ、しまった。
いつもの色のほうが、私に合うわ。
今回の色も、使えなくはないけれど。悪くはないけれど。いつもの色味のほうが、私の肌には絶対にマッチする。
・・・ということがわかり、
レジの方が確認してくださったひと言が、やけに響いて聞こえたのは「そのとおりだなったなあ」と納得しました(-_-)。
上記リンクの過去記事にも解説がありますが、このように、自分に必要な言葉が(相手は特に何かを意図した発言ではなくても)、印象深く聞こえて、気づきになることがあるものです。
このことは、無駄ではなく、
次に、より合うものを手にするための必要な経験と、
前向きにとらえることにします(-_-)。
コメント
いつも興味深く拝見させて頂いてます(^-^)ありがとうございます。
記事のような経験を、何回かしたことがあります。言葉が際立って、輪郭をもっているかのように響きます。ハッ!とさせられたり、妙に腑に落ちたり。
どらどらさま
ご覧いただきありがとうございます。
ひとつの言葉だけ、フレーズだけがやけに際だって聞こえる感覚は
不思議で面白いものですよね。