起業しやすい時代だからこそ、考えてみるべきこと。

ここ数年、起業がブームになっていますね。それでも二年くらい前と比べるとちょっと落ち着いてきたでしょうか。

以前と比べて新しい手段がうまれたり、ニーズが多様化したりして、工夫しだいでいろいろなことができる環境も整っていますので、自分の力をいかしやすい時代です。今は、そういう働き方も選択肢としてアリなのでしょう。

ですが、思っているのとやってみるのとは違い、実際には簡単にはいかないことも多々あるので、よく考えてしっかり準備をしていくことが大事だと思います。

夕方の砂浜に若い女性

今の時代は、ネットからたくさんの情報を得ることができますし、これまでなら外注しなければできなかった作業が、自作できる世の中になり、開業するまでの敷居が以前とくらべると相当に低くなってきています。

スタートしやすい環境だな、と思います。

ですが、スタートすることは以前よりも楽だけれど、

そこから「続けていくことの大変さ」は以前とそれほど変わらず、むしろ、以前よりも難しくなっているケースも少なくない、という印象を私はもっています。

理由は二つあり、ひとつは、お客さんのニーズを掘り起こすことの大変さです。ネット上にたくさんの役立つ情報と便利な手段があり、開業しやすい状況であるなら、

お客さんの側からしても同じように、ネット上で役立つ情報をみつけることが容易で、外部からサービスを買わなくても間に合ってしまう環境が整っているということでもあるからです。

ふたつめは、流行のサイクルが早いということです。以前よりも情報が速くひろがるので、あっという間に人の関心が別の新しいものに向かいやすいです。

このあたりをふまえて、提供する商品の内容を練っていくことが大事ですね。あと、もうひとつ見落としがちなことは、営業(宣伝)活動です。お客さんに自分を知ってもらう方法を、あわせて考えていくといいでしょう。

コメント