メリットのある選択ができたときのとらえ方。

守護霊は、いつでも私たちを見守っていて、必要に応じて霊的な見地からの導きを与えてくれています。

しかし、守護霊の役割とは、私たちが人生という経験から学ぶことのサポートであり、本人に代わって選択や決断をしてくれる役割ではないので、日常の細かいことまであれこれと口を出したりはしないものです。

私たちが、自力を発揮していくという大事な学びを妨げることはせず、自力を発揮して進んでいけるように促してくれます。

花と少女

たとえば買い物をする際、A商品とB商品とどちらにするかを迷っているときに、守護霊が「A商品にしなさい」と教えてくれることはまずないでしょう。なぜなら、どちらの商品を選ぶかによって、人生の方向性が大きくかわるような局面ではないからです。そうした現実の細かいことに守護霊が関与することはありません。

けれど実際に、A商品とB商品のどちらを選ぶか、決め手がなくてまよっていたところで「Aにしよう!」と強くひらめき、買ってよかったという結果になることはしばしばあります。

自力では決められなかったのに、内側から確信がわいてきて選んだものが合っていたなら、自分以外の誰かが教えてくれている感じがしますよね。

そういうケースはたぶん、

サイキックの力(自分自身がもっている超能力的な力)で把握をしていると考えられます

自分の中で何かの反応が響いて、こちらがいい!とわかったのでしょう。

こうした現実的な生活に関連する事柄で、根拠がないのに当たったとか、自分にとってよかったという現象の大部分は、自分に備わっているサイキック的な力によるもので、そして、ごく一部分がスピリットが関与している現象という比率になると思います。

どちらにするかという判断によって、人生が進んでいく方向が決定づけられる場面なら、守護霊の働きかけがなされることはありえますが、そういう機会は多くないことは想像がつきますよね。

と、このようにお伝えすると「なんだ、そうなのか。これらは守護霊の働きかけとは違うのかあ(>_<)」とがっかりなさる方もいるのですが、そこはむしろ、自分の勘が冴えていたり、自分に合うものを自力で引きよせたりできているところを、喜んでいけばいいと思います。そうした意識と姿勢で、自分の人生に向かっていくことを、守護霊は望んでいるはずですから。

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