選択に失敗した、と思ってしまうときの考え方。

日々の生活の中で、何かを選ぶとか、何かを判断するとか、決める場面が山ほど発生してきます。細かいものでいえば「今日の昼食は何を食べるか」「買い物はどれにするか」「どのスケジュールを優先して動くか」など、選ぶこと、決めることの連続で時間が過ぎていくものです。

こうした場面で、ときに「選択に失敗してしまう」ことがあります。別の選択肢にしておけばよかった、違うほうにすればよかったと、過去の判断を悔やんでしまうときの考え方は、

とても当たり前のことなのですけれど「ときに失敗するのが普通」「全部がうまくいくはずはない」と受けとめていくことです。

記事タイトルはあえて「失敗したときの考え方」ではなく、「失敗した、と思ってしまうときの考え方」にしました。

つまり、失敗したことを問題視している考え方をやめて、「それが普通」「全部がうまくいくわけない」という「事実」にそった考え方に置きかえていきましょう、ということです。

私は個人的に「60~70%程度、うまく選択できたなら上出来」という目安でとらえていくのがいいと思っています。

昔からスピリチュアリズムの世界では、「霊感・霊能に100%はない。優秀な霊能者でも60~70%くらい」といわれています。この数値には諸説あって、イギリスのスピリチュアリズムをベースに学ぶ人は、60%くらいと教えられることが多いでしょうか。私の感覚としては、もうちょっと上のような気がして優秀な人なら70%くらいと思っているのですけれど。

さらに、知人のスポーツトレーナーに上記の話をしたときに「とても有名なお医者さんが、難病を発見するだか診断するだかの確率が6割と聞いたことがある。どんな分野でも同じなんだね」という話をしてくれました。

彼自身も医療系の資格を3つもっている人で、専門家の判断が6割くらいという数値は感覚として妥当だと思うとの見解でした。

これらは狭い範囲からの事例ですが、決して極端な数値ではないと思うのですよね。日常の難しいことから簡単なことまでをトータルでとらえると、だいたいその範囲になるものではないかなあと。

人は完全ではないので、何割かは間違います。誰もがそういうものと思っておけば、気持ちが少し楽になり判断のプレッシャーから解放されます。

そして、経験からわかったことを次の機会にいかして最適化していけば、少しずつ自分比での確率も上がります

そのくり返しで、納得がいく人生にしていくことができるでしょう。

コメント

  1. しぇりだ より:

    こんばんは、初めまして。
    数年前よりリカコさまのブログを拝見しております。

    私は今年転職と、生きがいである趣味の教室の転校を経験しましたが、どちらも最初は選択を誤りました…。確かに大きな失敗が続き痛手でしたが(特に転職)、失敗の経験から自分の大切にしているものに気がつけました。現在は仕事でも趣味でも自分が成長できる場所にたどり着けて、失敗も大切な経験だったとしみじみ感じています。

    • リカコ リカコ より:

      しぇりだ様

      長くブログをご覧いただきありがとうございます!
      転職の選択を誤るというのは、日常の雑事と違い、負荷も大きかったことと思います。
      けれどその経験をしてみて気づくものは、ありますよね。。。
      現在は納得のいく場所にたどりつけたとのことでそれはとてもよかったです(^o^)!