以前と同じことをしているのに、以前ほどの成果がでないときの考え方。

この世には、時間という「変化のしくみ」があるので、人は成長という変化をしていきますし、周囲のようすも、社会のしくみも、時代の流れとして変化が起こっていきます。同じままが保たれることはありません。

砂時計に座る妖精

こうした環境の中で、私たちは過ごしていますから、

以前と同じままの方法を採用し続け、同じままの姿勢をあらわし続けていると、それは時間とともに「古くなる」こともあり得ます。

以前と同じままの方法では、以前と同じだけの成果がでにくくなってきたときは、このことが理由として当てはまるのかもしれませんね。

時間の経過によって、自分や相手や世の中が変化していくことにあわせて、自分自身や、自分があらわす事柄の内容も、新しい要素をとりいれながら変化させていくことが必要なのだと思います。

自分のしていることは、客観視が難しいので、たとえば商品を提供するお店だとして「以前よりも商品の質を下げたならともかく、同じ質を保っているのにどうして成果が下がるのか」と考えがちだけれど、「質以外の部分が変化している」可能性もあるわけです。販売方法の主流が変化しているとか、競合店ができたとか、流行の移り変わりとか。外側の要素が変化すれば、相対的な変化が起こりますからね。

同じように、自分がしていることの質を下げていなくても、同じだけの成果にならない時期が「何かそれ以外の変化によって」でてくることもあり得るのです。

新たに何かを加えたり、組み替えたりという工夫をしていくと、また以前のような成果がでるようにもっていくこともできるでしょうから、今の状況を俯瞰してとらえてみてください。

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