新しい行動への迷いは、何度も繰り返し思考をして答えを見つけていく。

これまでと違うことをしようと思えば、「新しい何か」をとりいれることになります。たとえば新しい道具を必要としたり、新しい人間関係の中に入っていくことになったり、活動範囲を広げていくことになったり。

新しいことにはリスク(予想どおりにいかない可能性、損害をうける可能性)が伴います。慣れないことにかかる時間と労力は負担になりますし、結果がでるまでの不安も伴いますし、大変なことばかりです。

でも、新しいことをするとは、そういうことなんですよね。

わくわく楽しくいられるのは、アイデアを思いついた最初のうちだけです。現実的に考えていけばいくほど、いろんな負担と不安が心を占めていくようになります。新しいことをしようとすれば、誰もがそういう心境になります。

それでもなお、その件を推し進めていこうと思えるかどうか。何度も繰り返し、自分に問いかけ、答えをみつけることです。

一度や二度、考えただけではわかりません。そのときの勢いや気分でやる気になっているだけで、現実的ではないアイデアにとらわれていることもあるからです。

逆に、一度はできないと思ったものの、何度も考えていくうちにアイデアが練られていき、なるべく小さい負担で行動するためのいい方法が見つかることもあります。

行ったり来たりの思考を重ねることで、深いところが見えてきます。表面だけの思考では気づかないところにたどり着いたとき、「答え」が定まっていくのです。

コメント

  1. さささ より:

    いつも興味深い記事をありがとうございます。
    この記事が、今日のジョナサンケイナーの水瓶座の内容と一緒なのでびっくりしました。

    • リカコ リカコ より:

      さささ様

      何度も繰り返し思考をしていくことで、
      一回目では気づかないことに、二回目、三回目で気づくこともあります。
      リスクについても、どこまでが自分の許容範囲かを考えてみることで
      基準がつくられて判断しやすくなりますよね。