自分を否定せずにいられたら、人生の選択肢が増えていきます。

自分を否定している人は、選択の場面で適切な判断ができず、ダメな自分(と思っている自分像)にふさわしい低めの選択肢をとったり、判断を先延ばししてタイミングを逃したりして、人生を混乱させてしまうことがあります。このことが、自分を否定していると人生がうまくいかなくなる一番の理由だと私は思っています。

砂時計に座る妖精

否定を手放していけたら、この歪みが正されてあらゆることがスムーズになります。具体的には「人生の選択肢が増えていく」ようになります。

これまでの自分には「可能性の外側」にあったものが、自分が行動できる「可能性の内側に含まれてくる」んですよね。それを最初から否定せず、排除しないとなれば当然そうなります。

これは気の持ちようということではなくて、実際に、行動できることが増えていき、結果をつくりあげていける範囲が広がっていくのです。

コメント

  1. どらどら より:

    先日新たな出会いがあり、その方との関わりの中で自分の中の否定に気付く事が出来ました。
    今までずっと、出会った人の事を嫌いだ、苦手だ、合わない、と感じる自分を否定していたんだと思います。
    他人を嫌ってもいいよ、と自分に許可を出せたら、ふと心が軽くなりました。
    『彼の事は嫌いだが、その事に良いも悪いもない』
    『自分はこういうタイプの人が苦手だったんだ』
    『人を嫌う事もあるよね、あってあたりまえだよね』
    『さて、嫌いなタイプと円滑に仕事を進めるにはどうしたらいいか』
    等、冷静な思考でいられるのですよ。楽になったんです。
    今まで人間関係に苦しむ事が多々あったのですが、もしやこの気付きのための出会いだったのでは?と思ったりします。

    自分の中の否定を手放す、って、これで合っていますか?

    • リカコ リカコ より:

      どらどら様

      書かれているような一連の気づきがあり、ご自身の心の中が整理できて良い変化があったなら、それはとてもよかったと思います(^o^)。

      ですがここ数か月で話題にしている「自分の否定」とは、そうした個別の「否定的な考え方」とか「否定的な感情」とかのことではなくて、「自分が自分に抱く認識」のことです。自分をダメだと思っているとか、自分なんてどうせできない、自分はうまくいくはずがない等の前提をもっていて、否定が根底にある状態特有の「思考パータン」「行動パターン」によって、自分が自分の人生を混乱させたり、可能性を狭くしたりしてしまうことについてとりあげている内容になります。

      • どらどら より:

        お返事ありがとうございます。
        やはり私の認識は、ずれていましたか(^。^;)ゞ

        でも、皆さんのコメントを読んでいたら、少し理解できた気がします。
        多分ですが。。。(^-^;

        • リカコ リカコ より:

          表面的な「ネガティブな感情」「ネガティブなとらえ方」などの個別のことではなく、それらを生みだしている元となっている「自分自身(を否定しているとか、低評価しているとか)の認識」を見つめなおしましょう、という主旨で書いているのが一連の記事になります。
          これは、ブログの文字だけで追うと、自分流の解釈になってしまうことも多いので、深く知りたい場合はぜひセッションをご利用くださいませ