こちらの過去記事のとおり、情報を知っているか、知らないかで、可能性の幅が左右されます。情報をたくさん知っていれば選択肢が増えるのはもちろんのこと、便利な方法や道具を知っていれば作業が楽になりますよね。
そうして生まれた余裕を、行動する時間に当てることができれば、行動から身につくことは多いですから、あらゆる面で幅が広がります。
いくつか具体例を書いてみたいと思います。
お客様からの仕事の相談がありました。現在の仕事形態では労力と対価がつりあっていないと感じるけれど、対価をつりあわせようとするとブラックな会社に行き当たる。判断のポイントを知りたいとのことでした。
過去記事でも取り上げていますけれど、OA化、IT化が進んだ今、一般事務職は「給料が上がらない職種」になってしまいました。なのに給料が高めの会社があるなら、それだけ負荷が大きいと考えられます。
そこでお伝えしたのは、給料を上げるには、一般事務職以外の、自分の働きで売り上げがつくられる職種や部署で働く方向に切り替えるか、一般事務職のまま副業をして自力でお金を上乗せするという方法の提案です。
この提案は「働き方改革による副業解禁」の流れを受けてのことです。
ところがお客様は、働き方改革の件を知らなったそうです。自分の会社はどういう規則になっているかも気にしたことがなく、選択肢として考えてみたことがなかったと。
ということはたぶん、現在の会社では禁止なのかもしれません。だから社内で話題にならずに知らなかったのだと思います。自分が置かれている環境から遠い話題は、意外と知らないままになるものです(>_<)
実際に副業をするかは別として、こういう働き方もありうる、世の中が変わっていき、昔はなしだったものがありになってきていると「知っている」ことは、可能性を広げてくれます。
今の仕事を続けて副業分を上乗せする、職種を変えて転職するか部署異動、転職をして副業もするなど、いろんなパターンが考えられますし、副業をする前提なら慣れている会社に居続けるほうが得策かもしれず、そういう意味でもバリエーションが出てきます。
というように、情報に強くなっておくと選択肢の幅が広がるので、
アンテナをはって、世の中の動きについていくことは大事だと思います。
いくつか具体例を……と書きましたが、ひとつが長くなったので、その他の事例はまた別記事にして書きたいと思います。
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