相手の話に、なぜか「否定で返してしまう」のは。。。

人間関係がうまくいかないとか、ものごとがうまくいかないと思っている人のうち、少なくない人が、こういう経験をしたことがあると思います。

相手の話をきいているときに、話の入口のところで何故か「要らない」「必要ない」「でも」「だって」という反応をしてしまい(>_<)、話が進むうちに関心が出てきたとしても、今更「やりたいと言えなくなってしまう」ようなことです。

これは「自分への否定」があるときによく起こる、エネルギーの「こじらせ」「もつれ」現象のひとつです。

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自分への否定とは、自分を守るためにつくってしまったものです。

もう失敗しないように安全圏にいようとか、傷つかないように最初から期待しないとか、妬まれないように上限まで力を出さないようにしようとか。

その状態で「新しいこと」「知らないこと」に遭遇したり、「相手からの働きかけ」がなされたりという、自分が主導できない状況になると、

勝手に防御スイッチが入ってしまい

話が進む前から、自分の本心とは無関係に「NO」を含んだ言葉がついつい「口から出てしまう」のです(>_<)。

実際には、そこまでNOと思っていないのに。

枕詞のように最初に「でも」がきてしまうんですよね。。。

自分への否定は、自分を守るためにしていることですから、途中で意見を翻して不整合をつくり出すようなことは(そこに指摘される可能性が出てきたり、不安定になったりするので)抵抗感がでてきます。

それで、相手が示してくれた条件や内容が、とても魅力的で関心が引かれることであっても、最初にした自分の言動に「一貫性を持たせてしまう」ので、今更やりたいと言えなくなって、可能性を小さくしてしまうんですよね(>_<)。

こういうのは、改善したいですよね、

自分の可能性を、もっと大きくしていくために。

コメント

  1. mako より:

    リカコさま

    こちらの記事の「防御スイッチ」で思ったのですが・・・
    「攻撃は最大の防御なり」という言葉がありますよね。
    防御スイッチが入り、言葉で相手を攻撃する、、、ということは「自分を否定している」ことと関係はありますか?

    • リカコ リカコ より:

      mako様

      必ずしもそうとは言えないのではないでしょうか。

      防御の意味で、言葉で相手を攻撃することの理由は、いくつもありそうに思います。自分を否定していなくても、そうした言動になり得るケースもあるので一概には言えない気がします