この世は、周囲のすべてが、自分の内面の映し出しです。
自分と縁のあるものが周囲に集まってくる仕組み(波長の法則)がありますし、自分が集めてしまうもの(ほしくなるもの)も、何かしらの「自分との共通点」があるものだからです。
いわば、「360度の鏡」という空間を、生きているようなものですね。
周囲にいる人も、自分の一部分を映し出して教えてくれます。
お部屋のようすも、自分の中にある何かが現象化してあらわれています。たとえば雑然として片付いていない状態であれば、それが、内面のあらわれなのかもしれません。
自分と、自分の周囲はつながっています。
自分を整えると、自然と、そのエネルギーが反映していき、周囲も整っていくようになります。
または逆に、周囲を整えることは、自分の内面の整理になります。整えていく過程で、自分のこだわりに気づいたり、物の要不要の判断をしていく中で、満たされていないものに気づいたりしていくことが多いです。
ある空間の中に、たった一枚の鏡があると、「そこに鏡がある」と意識しやすくなります。
けれど、周囲360度の、空間そのものが鏡となると、なかなか、そこに映し出されている自分に気づくことができません。
ここは、自分が意識的に、そういう見方をしていくという姿勢が大事ですね。
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