成長していくと、新しい学びへと導かれていくようになります。

どれほどに自力が大きい人でも、自分ひとりではできないことや、うまく扱えないことがあり、気づかないこともたくさんあります。

ふたり以上で力を合わせて、はじめて達成できることがあり、自分以外の思考や行動のしかたに関わることで、気づかされることがあります。

自力が大きい人は、人生の最初のうちでは、自力を存分に発揮する経験を積み、その後は、自力と他力をくみあわせて、より規模の大きなことへ向かわされる形になることが多いようです。

薔薇の香りをたしかめる女性

自力が大きい人は、自分だけの力で、どんどんものごとを積み上げていく形の動きを好みます。実際に、その動きはうまくいくことが多いです。

しかし、たましいの観点からすると、この人生とは「さまざまなことを広く経験していく学び」の時間であるので、

いつまでも同じ位置にとどまることはなく、さらに一段上へと押し上げられていき、少々の負荷が掛かる「新しい学びの段階」へと向かわされていくようになります。

それは、自力と他力をくみあわせて、

より大きな規模のことをする、という形になることが多いです。

自力が大きい人が、自力だけを扱うことでは簡単すぎる段階に到達すると、他力をあわせた、より大きな力を扱うという、一段難しい学びに向かわされていくのですね。

通常、この段階にさしかかる時期は「いつもと同じように、自力を最大限にいかす形がうまくはまらず、消耗ばかり」になります。そして、このままではいけない、何か新しいことをしなければと考え(るように仕向けられ?て)、新しい意識で新しい形の行動をしていくように導かれるのです。

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