ものごとの表側だけでなく、裏側にも意識を向けよう

ものごとは、表から見える部分以外の「裏側」があります。それは必ずしも悪い意味ではなくて、違う角度からみるとまた別の見え方があり、一般的には知られていない部分があったり、思わぬパーツからそれが構成されているとわかったりします。

表側と裏側があり、自分がしっているこちら側と、まだ知らないあちら側とがある。そういうことに意識的になってみると、感性のアンテナが新しい情報をキャッチするようになります。

表からみると複雑そうなことが意外とシンプルで、自分にも取り入れられそうなものだったり。正面からはとても超えられない高い壁に見えることが、後ろに回り込んでみると簡単にクリアできたり。

正面から見ているだけではない気づかない裏技的なものや、抜け道みたいなものが意外とあるんですよね。こういうことを知っているのとそうでないのとでは、人生というゲームの「難易度」がかなり変わる気がします。

裏側というのは必ずしも、秘密にされている部分ではなくて。ただ、裏側までまわりこんで確認する人が少ないから知られていないとか、関係者だけで共有されていて特に周知はされていないだけというケースも多いです。

こういう裏技的な情報は、「人間関係という通り道」からやってきます。ふとした会話の中で「この件はこういうふうになっているんだよ」と聞いたことがヒントとなるので、人間関係を広げておくことは大事です。

コメント

  1. miさん より:

    人との会話のキャッチボールの中で、お互いの考え方や思い等の違いを学んだり、また同じ共通点に嬉しさや驚きを感じたり、そんな風に会話を楽しみながら、さらに自分への大切なヒントをもらえる事が、時にあるのかもしれないと思うと、人見知りな私も、もっと沢山人と会話をしたくなりました。
    本日のセッションの題材「会話」「人間関係」と、リンクするタイムリーな言葉並びに、驚きの気持ちと共に再度この事について再考を促された気が致しまして、、ブログタイトル本旨とずれている事を承知で、、、思わず上記のコメント失礼致しました。

    私の場合、自分だけでぐるぐる考えていると考えの幅も狭まりますし、見えている面もいつも、自分の視点からになりますのでいつまでも、変わらず、、堂々巡りになりますが、いつもリカコさんは
    考え方が多面的でいらっしゃるなと感じております。ブログの内容もそうですが、お話ししていても、気づかなかった方向からのアプローチを見せて頂けたり、新しい面に気づかせて頂けたり、私の平面的な考え方に奥行きや広がりをもたせるヒントを沢山頂いているように、思います。

    これからも、どうぞよろしくお願い致します。

    • リカコ リカコ より:

      mi様
      自分ひとりで考えることは、自分が焦点をあてたことだけになります。深く掘ったとしても範囲は限定されてしまいますよね。広くみているつもりでも、自分が好きなことや、自分が見たいことだけを意識が拾い上げてしまうものだからです。しかし人と会話をすると、自分とは感性が違う人が焦点をあてている事柄も話題にのぼってくるので、自分だけでは見逃してしまう情報が得られるなど、いろんな学びがあります。そのようにとらえると、人付き合いも楽しいものになっていくと思います(^_^)/