進む道に迷ったときは、自分の内側を見つめてみるといい

人生の前半くらいの若いうちは、自分の未来に迷いがでることは少ないと思います。それは、何歳になったらこうするとか、何年後になったらこうなるとか、人生のライフイベント的なものが目安となって未来を想像しやすいためではないでしょうか。

必ずしもそのとおりに進むとは限りませんが、おおよそのイメージが助けになりますよね。そして実際に、自分を含めて周囲の人たちも「何歳になったら卒業」「そして就職」と同じような動きをするので、お互いを参考にできます。

しかし中盤以降になると、こうした共通点が薄れて「進み方は人それぞれ」になっていきます。周囲にいる人たちは今いる環境が同じなだけで、ここから先の進む方向も、進んでいく時期も同じではなくなります。

そういう意味で、人生の中盤あたりというのは、未来に「迷い」がでやすい時期だと思います。目安になるものが本当に減ってしまうからです。

それでもなんとか迷いから抜けて進んだつもりが、また進んだ先で迷いがでてしまう……、こういう繰り返しなる時期があるものです。これは結構多くの人が経験しているので心配しなくて大丈夫ですね。自分を責める必要もないです。

多少の迷いがあるから、いい感じに進みを調整できることもありますし。その機会が新しい道への気づきになることもあるので。

迷いの霧がはれていくためのカギは、だいたい「自分の内側」にあるものです。または、自分の外にあるとしたらそれは「時間の経過」です。自分の内を見つめることと、多少の時間を置くこと(による周囲の変化等)で、また明るい陽射しの中を進んでいけるようになるでしょう。

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