新しい行動をとってしばらくの間は、なかなかものごとが進展せずに、労力ばかりが吸い取られるようでもあり、時間だけが費やされるようでもあり、
やる気に満ちていたはずが、迷いがでてきて、「これでよかったのかな」「やめておけばよかったかな」などと、いろいろに考えてしまうものです。
けれど、何をした場合でも「最初はそういうもの」ですから、
焦りと違和感に押し戻されないようにしましょう。
焦りがでてくるのは、思ったとおりの速さでものごとが動かないことです。それは、どうやっても、思考と同じスピードでは、物事の展開はなされませんから、タイムラグがでてくるものだと受けとめましょう。
自分が行動をすることにも、相手が反応をすることにも、すぐとはいかず「時間」が掛かるものですから、「待つこと」も学びのうちだと考えていくといいですね。
違和感がでてくるのは、自分がその動きに「慣れていないため」でしょうね。新しい動きは、刺激としてやる気を高めるけれど、慣れていることのような余裕を生みません。
やる気が高いときは、刺激と感じられることが、少し迷いがでてくると、違和感となってしまうのです。けれどそれは、どちらも同じ「新しいことに対する感覚」の裏表なのです。
自分に合っていることだとしても、スタート直後の違和感は必ずでてくるものです。ときには、そのことが自分に合わないための違和感、というケースもあるけれど、そういう理由からの違和感であるのか、慣れていないことからの違和感であるかは、しばらく続けてみないと判断が難しいです。
ある程度の時間を掛けて、回数を積み重ねていくと、比較からだんだんとわかっていくようになりますから、まずはそこまで続けてみましょう。
そうすると、改善すべき点がみえてきたり、何がたりないかに気づいたり、または、まったく別のいい方法が新たに思い浮かでくることもあったり、
いずれにしても、そこから先の進むべき道が見えてくるようになると思います。
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