波長が変わると、人間関係も変化する

人間関係は、同じ要素をもつもの同士がひきあう「波長の法則」が関連してつくられていきます。それぞれがもつ波長によって、あるときは引き合うことになり、あるときは遠ざかることになるという変化がつきます。

お互いの間でふつうに好印象があり、感情的なもつれや対立などが何もなくても、波長の変化によって距離が遠くなることはどうしても発生してしまいます。これは「そういうもの」「そういうこともありうる」と受けとめていくのがいいと思います。

4人の少女

この世には「時間という変化のしくみ」があるので、すべてのものごとは固定されたままにはならず常に変化しつづけていき、人間関係も例外ではありません。ある時期にはとても親しかった関係でも、時間がたつと遠ざかってしまうこともあります。

人生をのステージが変わっていけば、以前は同じ要素で引き合っていたものが、途中からはそうではなくなることは出てきてしまいますからね。

これはどちらが上とか下とかではなくて、目指すところが違ってくるので、お互いがいる「位置がばらけていく」ためです。とくに女性同士だと、こういうことが起こりやすいように感じます。共感、共有、という同じであることの価値を大事にするので、まとまった位置での関係が優先されやすいのでしょう。

こういう変化はあるものだとわかってはいてもちょっと寂しい感覚がでてくるかもしれませんが、お互いが成長しているあらわれだととらえていくのがいいと思います。

コメント

  1. mulichan より:

    同じ要素をもつもの同士がひきあう「波長の法則」について、特に引き合う部分に関しては実感することが多くあったのですが、離れていくこともその流れ・一部だということに今回の記事で気が付かせていただきました。確かに物事も自分も時間と共に変化していくことで、波長も変化する。離れていくものもあり、だからこそまた新たに出会うものもありなんですね。

    私の場合、離れいく人間関係や現象については、この「波長の法則」の中で捉えていることが少なく、どちらかというと、残念な気持ちになったり、罪悪感を持つことが多かったように思いますが、「波長の法則」の流れで捉え、その循環の中にいると考えれば、これまで執着してしまいそうなことや、罪悪感をもってしまいそうな件も、手放していくことが出来そうです。

    • リカコ リカコ より:

      mulichan様
      人間関係に波長の法則をあてはめるときは、「田中さんとの関係」「山田さんとの関係」というように個々の関係でとらえると、わかりにくいかもしれません。明確な理由があって離れた関係もあれば、自然に疎遠になった関係もあるでしょうから、それらを同列にしていいのか?などと、解釈が複雑になっていくからです。そのときの自分の「すべての人間関係」とか「そのときの友達全体」というふうに、ひとかたまりにしてとらえてみるとわかりやすいかなと思います。自分に変化があると、友達というひとかたまりの一部分が変化していくというイメージですかね。そのようにとらえるといい意味で気楽になれて、さらにいろんな感情を手放していけたり、ゆだねたりもしていくようになる気がします☆