思うことのエネルギーが、行動のエネルギーの方向をつくる

この世のすべてのものごとには固有のエネルギーがあり、私たちが日常的に行っている「思い」「発言」「行動」などにも行いのエネルギーがあります。

そう考えてみると、私たちは日々あらゆる種類の、かなりの量のエネルギーをつくり出していることになります。

よく願望達成や自己実現の方法として、「強く思うことで○○を達成しよう!」的な解釈がいわれることがあり、私もよくお客さまから質問を受けます。

このことについて、私の見解は以下のとおりです。

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思うこと、発言すること、行動すること。

どの行いもスピリチュアルなエネルギーをつくり出します。

これらが種となり、自分が経験するものごとを実らせていくしくみなので、思うことで作り出されたエネルギーも、自分の未来に反映はしていきます。

ただし「思うことで作られたエネルギーは、とても繊細で比重が小さいものである」という理解はしておくほうがいいでしょう。発言のエネルギーや、行動のエネルギーのほうがずっと比重が大きいという違いがあります。

スピリチュアルに関心をもつ方が、願望達成に「思うことのエネルギーが効果がありそう」と考えるのは、たぶん「思うという内的な行いにスピリチュアルっぽさを感じる」からですよね。

実際そのとおりで、思うことのエネルギーは、

とてもスピリチュアルっぽい、軽くて繊細な性質をしています。

しかし、スピリチュアルっぽいということは、この世という現実を動かすパワフルさとはちょっと性質が違っていて…、発言や行動からつくり出されるエネルギーのほうがずっと、「この世的な現実化に適した性質のエネルギー」です。

比重が大きいというか。実体感があるというか。

いい意味で粗いエネルギーである、というイメージです。

だから、思いのエネルギーをたくさんつくり出したとしてもそれだけでは(発言や行動というパワフルなエネルギーなしには)願望達成や自己実現は難しいでしょう。

私の解釈としては、思いのエネルギーは「発言や行動からつくり出されるエネルギーの『方向づけ』をする」ことに適した性質だと考えています。

発言や行動からつくり出される、現実化に向いたエネルギーを、

思いの力で方向を与えて、うまく束ねていくイメージです。

そういう意味でやはり、プラスにはなります。思うエネルギーがあるほうが現実化はしやすいと思います。どの行いもすべて大事だということですね。

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