この世のものごとはすべて、時間とともに変化していきます。変化とは、成長でもあります。
大きく成長していく時期には、何らかの「停滞」や「混乱」が生じやすくなります。
気持ちの矛盾としてそれが起こる人もいれば、ものごとの動きがスムーズでなくなるという形のあらわれとなる場合もあります。
しかしそれは、一時期のことで、自然と収まっていきますから安心してください。
ほとんどの場合、自分の気持ちか、自分に関わる事実をきっかけに、「ますます火に油を注ぐような行動を自らがとってしまう」ことによって、何がなんだかわからなくなります。
どのような方向に収集をはかるのがいいのか、解決策が思いつかないほどの「予想外」の状況になります。というより、自分が引き起こしてしまうことが多いです。
大きく変化していく始まりの時期には、そういうことが起こりやすいのです。「気持ち」と「現実(事実)」と「行動」の方向がバラバラだからです。
変化とは成長です。
以前より成長がなされて、大きな器、大きな道具を扱うバランスがうまくとられないときに、そういうことが起こります。
大きさになれるまでは、うまくそれらを連動させる行いを自分がとれず、力があちらこちらに分散してしまいます。そうなると、思わぬことを(自分が)引き起こしたり、不用意な言動を(自分が)とってしまったり、混乱としか表せないような状況を作ってしまいます。
しかしそれは、一時期のこと。
成長した状態の、「今の力のバランス」に慣れるまでの間だけです。
いずれは落ち着いて、歯車がかみ合うようになり、気持ちと行動の方向が揃っていき、現実にも反映していくようになります。
変化する時期とはそういうものですから、慌てずに、落ち着いて行くのを待ちましょう。大荒れの波が収まるように、いつのまにか、落ちついた状態が戻ってきますから。
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