同じ失敗を繰り返してしまう人と、変化をしていける人との違い。

改善したい、向上したい、自分を変えたいと思いながらも、結果として同じ失敗を繰り返してしまうのは、「前のときに何が原因でそうなったのかというポイントをつかめていない」ためです。

失敗から学び、改善し、向上し、変化をしていける人とは、その逆で「前の失敗は何が原因だったかを把握できている」ので、気づいたことを次の機会にいかしていけいます。

ざっくりとした把握ではなく「ポイントを抜き出す」という考え方で、失敗の経験を振り返ってみるのがいいでしょう。

把握のしかたがあまりに大枠になっていると、次に同じ状況になったときに、どこに気をつけて挑むといいかがわからず、「えいや!」と勢いで行動してしまい、また同じことが起こってしまいます。

やる気の低さが問題ならば、「えいや!」で、まずは動いてみることも大事だとは思います。しかし、やる気以外の理由が関連する場合はそれではうまくいかないですね。

たとえば、小学生のときに長縄とびをしたことを思い出してみると、この差がよくわかります。

だいたい毎回、同じ人がひっかけてしまうことが多いですよね(^_^;)。まだ子どもなので、ポイントをつかんで気を付ける感覚がわからないでしょうから、たまたま偶然にそうなったかのようなとらえ方になると、次もまた同じタイミングで飛んでしまい、同じ理由でひっかけてしまうことになります。

大人は理性の思考ができますから、過去を分析して、なぜそうなったかというポイントを把握して次の機会に試してみるとか、うまくいきそうな状況を選ぶとか、逆になりそうな状況は避ける等の配慮ができます。

もちろん、世の中にはいろんなことがあって原因が具体的に把握できることばかりではないけれど、こうしたちょっとの意識が自分を進ませていくことに役立ちます。

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