感動という、心の動きをつくる「きっかけ」となることは、自分の外側にあります。
感動という動きをする、「反応する装置」は、自分の内側にあります。
この二つが揃って、感動が起こります。
内側にそなえている装置の種類は、ひとりひとり違いますから、装置を動かすために効果的な事柄も、それぞれ違いがあります。
ある人は、芸術としての美しさに感動し、また別の人は、壮大な自然の景色に感動するというふうに、個人差がでてきます。
また、感動のあらわれ方もそれぞれです。
ある人は、わーっと叫びたくなるような気持ちの動きがでてくる、また別の人は、心にしみいるような思いがわいてくるというように、
装置の種類が違えば、反応する対象も、あらわれも、変わってくるのです。
自分によく「響く」ものを知っておき、それらとふれる機会をもつと、常に、自分の内側に動きを与えて、柔軟でいられます。
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