成長著しい時期の、人間関係の不思議さ。

人生のうちで、とりわけ大きな変化が上向きになされていく「成長著しい時期」があり、そういうときは、「伸びる力」「上がる力」が大きいので、周囲の他人をもまきこんで、一緒に成長していくことができます。

自分が上がっていく力で、相手をもまきこめば、相手の成長を助けることにもなります。

そうして成長した相手の力で、自分もまた別の一面において引き上げられることもでてくるようになり、「ともに大きく成長していく」という形がとられます。

「成長著しい時期」は、不思議なもので、その時期の少し前に、人間関係が広がります。または、何か目的をもって頑張っている(内容は違っていても)人たちと関わる機会が増えていきます。

まるで、力を渡し合う準備が、なされていくかのようです。

そうして、ひとりの力が他の皆を引き上げる形になったり、皆の力の相乗効果で、それぞれの底上げがなされたりしていきます。

自分の伸びる力が大きいので、他人をも引き上げていけるとも言えますし、

または、自分の伸びる力が大きいことでうまれる余白が、他力という別の力をうまく取り入れることに繋がるとも言えますね。

成長の時期にある人同士が集まると、そうしたエネルギーレベルの作用がお互いになされていき、有形無形、いろいろな形で力を渡し合い、一緒に上っていくことができます。

こういう関係はとてもいいものです。

皆が、それぞれの目指すところをもっている前向きさは、励みになりますし、支えにもなります。

お互いに、パワーが満ちているのでぶつかり合って、小さないざこざが起こることもありますが、それすらも、進む力として役立つこともあったり。

その力を生み出すために、揉めているようにすら(本人の意識としてはもちろんそうではないでしょうが、エネルギー的にみると)、思えることもあります。

こういう経験は、後から思い返すと「あのときがそうだったな」と自分でよくわかるものです。

きっとこの記事をご覧になって、そういえば・・・と、過去のことが思い出される方も多いのではないでしょうか。

自分の側が助けてあげる役割が多かったように思えても、しかし別の面では、自分が教えられていることも合ったり、助ける役割をさせてもらえたことが経験値として役立ったりして、自分もしてあげたこと以上に、得られていることがわかります。

こういう人同士というのは、やはりスピリチュアル的にみても、縁が深い相手であることが多いです。同じ要素をもつもの同士があつまるという「波長の法則」以外にも、たとえば前世からの繋がりがあったり、守護霊や先祖霊とのご縁がそこに絡んでいたり、

たくさんの要素が複雑に、しかし一つの隙もなく連動し、必要な学びの機会が、作られていくようです。

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