相手の「声の響き」から、波長の幅広さを把握する。

人は皆、スピリチュアルなエネルギーを放っていて、そのエネルギーの振動のことを、「波長」といったり、「波動」といったりするようです。

振動する領域は、上から下まで「幅」があります。たましいの経験値、備えているものが多いほど、波長の幅広さもあるといえます。

たくさんの要素を備えていて、幅広い事柄に、対応したり反応したりできるエネルギーをもっている、そういうエネルギーを放っているということですね。

「備わっている波長の幅広さ」は、その人がとる行動や姿勢の、あらゆるところにあらわれていき、声の質や、声の響きも、そのひとつです。

波長は、その人がもっている(放っている)エネルギーの振動なので、オーラが見える人なら、オーラのようすから、そのことが把握できます。

これは「見る」方法ですね。

その人の行動や姿勢などから、人間性や感性の深さを、推察することができる人もいるでしょう。霊性と理性の両方が発達している人は、そういう把握が上手です。

これは「わかる」もしくは「推察する」方法です。

さらには、その人の「声」を通して、エネルギーの振動を把握する方法もあります。「聞く」という方法ですね。

声も、放っているエネルギーの一種ですので、その人の波長があらわれています。

幅広い波長の人は、よく響く声をしていたり、または、倍音であることが多いようですね。

美声であることや、通る声であることとは、ちょっと違う気がします。

奥行きを感じさせる、やはり「幅」としか表現できませんが・・・、そういうあれわれがあり、よく響く声(というエネルギー)は、聞いている人に心地良さを与えます。広い領域の振動とは、そういものなのです。

周囲にいる、いろいろな人の声を思い出してみると、「この人は、たましいに備えているものが多いだろうな」と思える相手で、そうした響きの良さ、奥行きを感じさせる声をしているケースを見つけられるでしょう。

エネルギーの把握は、目を閉じて聞くと、感性が研ぎ澄まされますので、電話の声とか、テレビからの声などで、いろいろ試してみると、違いがわかりやすいですね。

ときどき、「とても幅広い波長を備えている(ことが、オーラからはわかる)のに、声がくぐもっている」というケースもあって、

それは、備えているものが十分に使われていなくて眠ったままになっていたり、自分らしさを抑えていたり、発揮がスムーズになされていない状態だということです。

そうしたケースも、自分に備わっているものを知っていき、使っていくようになることと比例して、声の響きが深くてよいものになっていきます。

コメント

  1. ふじ より:

    いつも興味深く読ませていただいております。
    声で波長の幅広さがわかるという内容、面白いですね。周囲の色々な人の声を思い出して考えてみたのですが、私の場合は声の質よりも、その人の話し方(単調な抑揚、力強い話し方、すました話し方、遠慮がちな話し方など)に特徴を感じています。波長の幅広さというのは声の質だけではなく、話し方にも関係はありますか?
    教えていただけると嬉しいです。

    • リカコ リカコ より:

      波長の幅広さがあらわれるのは、声「質」よりも、声の「振動=響き」のほうが大きくあらわれます。

      声の響き方が、たとえば、奥行きがあるように聞こえるとか、反響がいいという印象になるとか(表現のしかた、受け取りかたは、人により違うでしょうけれど)

      そうした、「度合い」としてのあらわれがあるのです。

      話し方とか、抑揚の付け方とか、強いとか、控えめとかの、「話し方の特徴」というのは、どちらかといえば、その人の「性格」「性質」との関連になってくるように思います(^_^)。

      話し方の特徴から、その人の性格などを推察したり、逆算することは確かに可能だと思いますが、それらは、意図して使い分けることもできますし、スキルとして身につけることもできますよね。

      しかし、声の響きは、意図して出したり、変えたりできるものとは違いますよね。
      声色を、変えることはできても、「響き」はそう簡単には変えられない要素です。
      だからこそ、波長の幅という、本質的なところを、把握する材料にできる、ということなのです。

      説明が、長くてくどいので(^_^;)わかりにくいでしょうか・・・?