エネルギーの排出行為として、みる「夢」もある。

睡眠とは、とてもスピリチュアルな行いで、眠っている間にみる「夢」にも、スピリチュアルな要素が関連することがあります。

たとえば、メッセージ性が含まれている夢をみるとか、予知的な内容の夢をみるというふうに「夢を通して何かを受けとる」ことがあります。これは、よく知られていることで、実際に経験したことがある方も多いでしょう。

しかし、逆のあらわれもあります。

自分自身のエネルギーが、夢の内容に反映してしまうケースです。

たとえば、夢の中で、それほど親しくない相手が(どんな話題を好むか知らない程度の間柄なのに)機関銃のようにしゃべりまくっているとか、

自分自身が、本来の自分としては、まったく好まない話題をいろいろ語っていて、そんなようすに自分自身も違和感いっぱいだったり。

そういう夢をみるときは、

「最近、あまり他人と会話してない」か、「本音の話ができる機会が少ない」ために、「エネルギーが、内にたまりすぎている自分の状態」が、夢の内容に反映していると考えられます。

話すことも、エネルギーを放つ行いです。

現実の生活の中で、話すことで放つ、という行いがなされたら一番いいのですが、

機会が少ないときは、夢の中という次元で「代わりの行為」がなされることがあります。

しかし、たまっているエネルギーは「重い」ので、否定的なものと結びつきやすかったり、スムーズな繋がりになりにくく、

「知らない他人に、合わない話題を語らせる」とか、「自分自身が、口にするはずがない話題を選んでいる」というような、かみ合あわないストーリーになって、なんだか見ていると疲れるような、イライラするような感覚になったりもします。

夢には、こうした反映もあり、メッセージ性のあるものばかりではないので、

不思議な夢や、辻褄があわない夢をみたとしても

何か深い意味があるのではと、あまり心配しすぎなくていいと思います。

そういう内容の夢を続けてみてしまうことがあれば、「人と関わること」「会話をする」など、エネルギーを外へ向けて放つ機会を増やしていくと、

自分のエネルギーのバランスが整っていき、

夢のあらわれも変わるでしょう。

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