行動が、霊のエネルギーを集めることになる。

あなたが、「自分という存在をいかして、自分のため、他人のため、世の中のためになる動きをしていこう」と決意するとき、

その思いのエネルギーに重なるように、たくさんの霊のエネルギーが集まるでしょう。

霊界には、進化・向上しているたくさんの存在がいて、たくさんの叡智があります。それらを自分のところに集めようとするなら、

自分自身が、意欲をもち、行動にあらわすことが必要です。

人とは「肉体をもつ霊的な存在」ですから、

人の動きとは「霊的なエネルギーの動き」でもあります。

人が、意欲をもって誰かのためになろうとする「大きな動き」をとれば、そのエネルギーの動きに引きあうように、たくさんの霊的なエネルギーが集まります。

こうしたエネルギーは、外から引き寄せられて集まるのではなく、内に集まるのです。なぜなら、霊界と自分は、たましいという領域の「内なる繋がり」だからです。

霊的なエネルギーを集めるということは、

自分が「こうしよう」という思いを内にもち、それを行動に「あらわす」という動きが、そのまま、霊的なエネルギーの動きとなります。

何も、特別な儀式や技法はいらなくて

自分の思いと行動が、そうした力を集め、引き出すことになるのです

自分自身が霊であり、霊的なエネルギーを内包していて、

この世で学びをしている存在であることを、思い出せばいいんですよね。

コメント

  1. あかいろなすび より:

    本当にその通りだなぁと思います。

    私は大学生で、音楽系のサークルに参加しています。

    この1年間は、幹部として働くことになりました。

    正直、幹部の仕事は大変で、面倒なものが多かったのですが、どうせやるんだったら、これまでの悪しき風習や、不便なところを変えてやろうと思い、自分なりに努力しました。

    一昨日、幹部交代式があり、私の任期は終わったのですが、多くの方から感謝の言葉をいただき、1年前は想像もできないくらい、大きな事ができたのだなぁと嬉しかったです。

    もちろん、大変で投げ出したくなったときもあったのですが、実際に思いを強く持ち、行動すれば、協力してくれる人もたくさんいるし、周りの人によい影響を与えることができ、皆で大きな事ができるんだなぁと思いました。

    きっと霊界の援助もあったのだろうなぁと思います。

    • リカコ リカコ より:

      たとえば、親と子、大人と子ども、先生と生徒、というように、年齢や立場の「上下の差がある関係」であれば、他者を動かしていくという働きかけはやりやすいという面もあると思います。それに従うかどうかはまた別として、立場の差は(どちらの側からしても)明確に存在しますからね。

      しかし、仲間同士とか、学生同士、大人同士という「同列の集団内」で、他者を動かしていくことや、その集団を運んでいくことは、それとは別の大変さがあって、そういう同列の集団を動かしていくものは、「行動」が作り出すエネルギーなのだろうと思います。

      協力という文字が示すように、力が集まって、大きなものになったのでしょうね。

  2. あかいろなすび より:

    立場の違いの観点から、そのように見ることもできるんですね。。

    そのような視点はなかったので、勉強になります。

    これから社会に出て行くうえでは、自分は下っ端としての役割を担うことになると思うので、どのようにふるまっていけばよいのかを考えていきたいなと思います。