感情のあらわれのバランス。

どのような価値観があるか、何に感情が反応するか、そのあらわれは大きいか小さいか等の「性格」「性質」は、生まれる時点で備わっている要素と、生まれた後の経験との両方によってつくられています。

「感情が大きい人」と、「それほどでもない人」の差も、生まれる時点で備わっている要素が関連しているので、ここはそう簡単には変えられません。

感情そのものは悪いものではないですが、感情の「あらわれ」が大きすぎたり、小さすぎたりすると、ものごとがスムーズにいかなくなることがあるので、その場合は以下のようなことを意識してみてください。

○感情が大きい人は、注ぐ対象を増やすといい。

喜怒哀楽が表面に出過ぎることで、人間関係がうまくいかなくなることがあります。または、仕事などの場面で、役割に徹した反応ができずに、業務がスムーズにいかないこともあります。

改善するために「感情を抑えよう」とするケースが多いですが、しかし、もとの容量が大きいゆえのあらわれなので、抑えてしまうと内にたまり、ふさわしくない場面で一気に噴き出してしまうことにもなりかねません。

バランスの方法としては、「感情が動く対象を複数みつける」ことがよいと思います。そそぐ先をひとつにしないように、趣味をたくさんもつとか、人間関係も、広げていくようにするとか。同じ要素に対して、感情がたくさんでることにならないようにすれば、基本的には「ほどよい感情表現」は、魅力的にうつることも多いものです。

○感情が小さい人は、言葉の表現を磨くといい。

人間関係において、あまりに喜怒哀楽があらわれないため、親しみをもたれにくかったり、誤解されたりすることがでてきます。仕事の場面では、作業そのものは冷静に進められるケースが多いけれど、個人的な意見をあまりいわないため、他の人がやるべき作業を押しつけられたりしがちです。

改善するために「もっと感情を出そう」としても、もともとの容量が小さいのであり、感情を我慢して小さくしかあらわしていないのとは違うので、それでは解決にならず、無理な負荷がかかるだけです。

バランスの方法としては、「言葉の表現を、うまく扱えるようにする」といいでしょう。感情が小さい人は、自分の喜怒哀楽を言葉にあらわす機会が少ないですから、適切な言葉で意思や見解を述べることが上手ではなく、感情を出さないからというよりも、そちらの部分でうまくいかないことが多いです。

自分の意見や主張をあらわす、「言葉の表現」を磨いていくと、人間関係の繋がりがうまくつくられるようになります。

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