子どもの頃、学校の先生や、親から、ああしろ、こうしろ、それをしてはいけないといわれると、「うるさいな」「口を出さないでほしい」「決めつけをするな」と、不満を覚えることもあったのではないでしょうか。
大人になれば、会社の先輩や上司から、形を変えて同じようなことを言われて、自分も、同じような不満をもつことがあるものです。
それなのに、自分の守護霊からのメッセージとしては、「ああしろ、こうしろと、むしろ言ってもらいたい」と具体的な内容を望んでしまうものですよね。
子どもの頃や、若い頃は、たくさんの枠組みやルールに、自分が縛られることが窮屈に思えて、そのような環境を与えてくる相手に不満の気持ちがでてきます。
しかし、子どもの頃は、そうした枠組みの中にいることが学びであり、その枠から出ようとする能動的な姿勢になることも学びです。
だからこそ、「そうなるような状況に置かれて必要な経験をする」のです。目上の人たちは、その学びに見合った動きをとってくれている、ありがたい協力者でもあるのです。
大人になると、枠組みやルールを、自分が選んで扱っていける立場なので、逆に、外側の基準となるものが少なすぎて、自分の思っていることや、行動していることはこれでいいのかと不安になります。
それで、守護霊から具体的な指示があったらいいのになあと、(そういうことは得られないものだとわかっていても)つい思ってしまいますが笑、
大人になれば、与えられる枠組みが少ない中で、自分が判断する経験を重ねていくことが学びであり、不安の中でも人生を前進させていくことも学びですから、
「学びを見守られている」ことを思い出して、
「自分を信じて」進んでいくことが大事ですね。
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