この世のすべてのものには、固有のエネルギーがあります。
人には、その人自身をあらわすオーラがありますし、場所にも、品物にも、それ自体の性質をあらわすエネルギーがあります。
物のエネルギーは、使うことで減っていく場合があります。
たとえば、バッグ、靴、財布など、日常でよく使う物に対して「そういえば最近、この財布のエネルギーが減ってきたかなぁ」などと、ふと思うことはないでしょうか。
何か、手にさわった感覚が違うような、
財布の外見的な消耗とは別の意味で、感覚的なこととして。
それは気のせいではなく「実際にエネルギーが減ってきている」のかもしれません。物のエネルギーには、そうした変化がみられることがあります。
人のエネルギーと、物のエネルギーの違い。
前述のとおり、人にもオーラというエネルギーがあり、物にもそれ自体をあらわすエネルギーがあります。
両者の一番の違いは、生命力があるかどうかです。
生命力とは、回復力でもあります。
この世には「時間という変化のしくみ」があるので、すべてのものは時間とともに変化していき、同じままを保つことはできません。
人には生命力という活力があるので、使われたエネルギーは常に供給されて回復がはかられ、生命が維持されていくようになっています。
一方、物には人のような生命力がないので、時間の経過や、使用頻度などによって、それ自体のエネルギーは減っていきます。
物のエネルギーが減っていくしくみとは。
物は、自発的な動きをしないですから、自分自身の動きで消耗することはないですが(あったら怖いですね笑)、人が使うことでエネルギーが減っていきます。
たとえば、財布やバッグがもつ「エネルギーとしての振動」「放つエネルギー」は、人が使うことで、その人が受けとっていくのです。
物がもつエネルギーは、回復しないので少しずつ減ります。
人は自発的な行動をするので、たくさんのエネルギーが必要です。物から受けとったエネルギーは(蓄積されずに)消費していくことになります。
この作用が日々くり返され、持ち物のエネルギーが減っていくのです。
買い替えのタイミングは。
日常でかなり頻繁に使うものでも、一年、二年くらいではほとんどかわりません。なのであまり極端には、とらえないでくださいね。
ですが、三年、五年と同じものを使い続けていると、ものによっては、元のエネルギーが減っていき「何かが違う」感覚がでてくることがあります。
そうなったら、新調することを考えてみるのもいいでしょう。
不思議とそういうとき(買い替えがふさわしいとき)には、自分にピッタリくるいい物が見つかっていくものです。
もちろん、何年も使っていても物のエネルギーがまだ十分なこともあり、使用年数だけで一概には判断できません。
エネルギーが「自分に合っているものほど、長くエネルギーが保たれていく」ので、このあたりはご自分の感覚というセンサーで判断してみてください。
自分と合うものは、力を与えてくれます。
物にも固有のエネルギーがあり、自分とエネルギーが合っているものを持つことは、「外付けパーツとして自分のエネルギーを増やしてくれる」ような効果があらわれます。
物を変えることで、自分の何もかもが丸ごとかわったりはしませんが、少しのプラスアルファを日々いただけることになり、毎日のことですから、合うものを持つことの効果は「ある」ので、ちょっと意識してみるといいと思います。
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