前世で関わりがあった人と、今世でも関わりがつくられるケースは多いです。

この人生の中で、関わりをもつことになる相手は、たくさんある前世のどこかでも関わりをもっていたケースがほとんどですね。全員ではないにしろ大部分の人が、前世のどこかでもご縁があるようです。

ただし、親しい間柄だったとは限りません。

お互いの存在を知っている程度だったり、極端な例でいえば、同じ時代を生きてすれ違った程度の関わりという可能性もありますけれどね。

ということは、今回の人生で、これまでに関わりをもった大勢の人たちとも、さらに先の人生で、再び出会う可能性もあるということです。

これまでの人生を振り返ってみれば、必ずしもうまくいった関係ばかりではなく、「今の大人の感覚を当時ももっていたなら、違う対応ができたのに」「今思えば、お世話になりっぱなしでお返しをしていない」「自分の言動で迷惑を掛けた」と後悔してしまう経験は誰にでもあるものですが、

いつかまた、生まれ変わった人生のどこかで再び出会い、過去のいろいろを清算したり解消したりする機会がつくられていくこともあるでしょう。

今世で出会う人は、前世のどこかで出会った人かもしれず、また来世でも出会うかもしれないと考えると、日々の生活の中での人との関わりに対する姿勢が変わっていくものですね。ご縁を大事にしようという思いが強くなります。

コメント

  1. どらどら より:

    齢を重ねるにつれて、縁の尊さを感じることが増えました。といっても、未熟な私は、10年20年もの時間という距離がないと、客観的に眺める事は難しいですけどね(^_^) 傷ついて淋しくて苦しくてムカついて。。。そんな時期を思い返してみて、『いろんな人といろんな経験をしたよなぁ。ネガティブな経験も含めて、私は幸せだったのだ』と、ふと思えて、涙が溢れます。
    やがて命を終える時、己の人生を讃えながら逝きたいですね。美しき人生、美しき世界を想いながら。

    • リカコ リカコ より:

      どらどら様

      10年くらいたつと、当時は、むきーっ!となった相手でも、
      時間が距離をつくってくれるためか、
      経験が増えていくことで、相対的にそのことの印象が薄まっていくためか、

      おっしゃるとおり、
      それもふくめて良い経験、価値ある経験だったという感覚がでてくることがありますよね。
      そういうことも「経験してみてわかる」ことなので、
      時間を掛けて、この気持ちの変化を味わい続けていくことも含めた、
      人生の学びがあるのでしょうね(^o^)