自分で自分を満たしていこう!

他人のために自分の力を使う奉仕の姿勢は素晴らしいけれど、そればかりになると自分は疲れますし消耗してしまいます。他人のために動きすぎて、自分のために使う力がたりなるまでは頑張りすぎない「ちょうどいいバランス」が大事だと思います。

妖精が、鳥かごのカギをあける

他人のためばかりになりやすい人のパターンが2つあり、「優しくて思いやりがある人」は、いつもそうして自分を後回しにしがちです。「自分を否定している」人も、自分のために時間と労力を使えなくなることが多いです。

ひとつめの「優しすぎて」他人のために頑張りすぎてしまう人には、巷でよくいわれる「まずは自分を満たし、自分の器からあふれた分で他人に与えるという順番がいい。そのほうが余裕ができて、より多くを他人に与えられる」という考え方をとりいれてほしいです。

これは、他人にかける力を抜くための無理な理由付けでありません。実際に、自分で自分を満たしていく経験を重ねるほど、他人を満たすためにどうすればいいかが身につくので、人間関係でも、ビジネスでも結果をだしやすくなります。

もうひとつ「自分を否定している」ことで、他人のために頑張りすぎてしまう人は、過去記事で書いたように「耐えて我慢をするほど後から幸せになれる」とか「先に幸せになると後から大変になってしまう」という思い込みから、自分を後回しにしてしまうことがあります。自分を否定していると判断や選択に自信がなくなり、自分がとった動きの「反動」による展開を望んでしまうので(自発的な選択ではないという理由になる)、本心では自分を満たすことをしたいのに、自分以外のところにばかり力を注いでしまいます。

こちらが当てはまる場合は、うわべだけ「自分を満たす行動」をしても根本の解決にならないので、その行動をとる前に「自分の否定」を見つめなおして、否定の解消にとりくむほうがいいですね。否定を手放すことと同時進行で、自分を満たす行動をとっていけば効果が倍増します(^_^)/

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