自分への否定は、実は同じ反応をする「ワンパターン」になることが多い。

自分への否定というのは、全方面には出てこなくて「ついやってしまう自分の否定パターン」というのがあります。対象となる事柄はその時々で変わるとしても、だいたい同じようなパターン化したあらわれになるものです。

天使の姿をした少女

自分への否定を手放すには、「どのような否定を抱いているか」という個別の事柄に気づくことが必要になります。この掘り起こし作業をしないまま、たとえば「今後は自分への否定をやめるようにしよう」的な意識だけをふわっとかぶせても、ほとんど変わらず否定は残ってしまいます。

個別の事柄に気づくのはむずかしそうに思えますが、実はあらわれは「ワンパターン」なので、一度気づいてしまえばその後は向き合いやすくなります。

ものごとの構造を把握するのが得意な人は、こうしたパターン化での把握は自分でもできると思います。いつもついやってしまう、うまくいかないときにでてくる「自分の思考や行動のもつれ」を見ていけば、共通しているものが見つけられるはずです。それに気づくことがまずは一歩目になります。

自分では見つけるのが難しいという人には、セッション内で意識の向け方を指導することも可能ですのでご相談ください。

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