憑依されるとどうなるか。

もしも自分が、霊の憑依を受けたらどうなるか。スピリチュアルに関心がある人や、霊感が強めだと自覚がある人は(霊的なエネルギーに同調しやすいということでもあるので)、不安になることがあるかもしれません。

しかし実際には、普段から誰もが普通に憑依されているものなので、あまり心配しなくてもいいと思います。小さい影響の憑依はめずらしくなく、ついたり離れたりで自然に解消しています。さほど表立ったあらわれはないので自覚しないだけです。憑依があるとしても大部分はその程度です。漫画や物語に出てくるような極端な憑依現象というのは相当にレアなもので、まず経験することはないと考えていいでしょう。

ランプを手にする妖精

霊の憑依も波長の法則

霊の憑依という言葉だけみるとなんだか恐ろしいものに思えますが、しくみとしては同じ要素が引きあっておこる「波長の法則」です。引き合うものが自分になければ、憑依現象は成立しません。

逆にいえば、自分のにあるものと引きあっている状態です。無いものが加わるのではなく、元から有るものが増えるようなことなので、そんなに大きな違和感があらわれることはありません。なんかちょっと調子が出ないような……?何かいつもと違う感じがするけれど……?とか、体感としてはその程度かなと思います。特に何も感じないケースが多いでしょうね、引きあっているわけですから。

強いところや、弱いところにあらわれる

憑依するとどうなるか、ということですが、霊が持っているものと、自分が持っているものが低く引きあって起こる現象なので、もともとの「強いところ」と「弱いところ」に影響がでやすいです。

たとえば強気すぎる人だと、過剰な強気さが出てきてトラブルになったり。いつもなら強気な人なりに気を付けて寸止めができるのに、それができずに言い過ぎたり。または変に霊感が(あまり歓迎できない方向に)冴えてしまうケースもあるでしょう。

弱いところにあらわれるケースだと、感情が不安定な人は、感情を引っ張られてしまいますます不安定になるとか。そのとき抱いている感情が、いきなり倍増する感じになるとか。体調にあらわれる場合、その人がもとから弱い部分に不調が出やすいようです。

このように、想定内の現象にとどまることが大部分で、びっくりするような極端なあらわれにはなりません。そして前述のとおり、小さい憑依はわりと普通に起こっていることなので、そんなに怖がらなくてもいいし、そんなに気にしなくてもいいと思います。

この記事は「気にしなくて大丈夫」という意味で書いています。

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