片付けをすると、とっても疲れるのは、古いエネルギーの作用。

断捨離とか、ミニマリストという言葉がよく使われるようになって、片付けをしたり、物を減らしたりしていくライフスタイルが、ひとつの流行のようになってきました。

物にもエネルギーがあります。必要以上に物が多い状態は、エネルギーも雑多に散らかっている状態になり、そういう場所で過ごす自分にも影響してくるものなので、適切な整理や片付けは、エネルギーの観点からみてもとても効果的なことです。

しかし、片付けをすると、ものすごーーーく疲れることがあるものです。

それは、留まっていた古いエネルギーが、いっせいに動いていくことが理由です。

使わないたくさんの物が、置いてある状態というのは、いわば「スイッチが入っていない道具が、待機中のまま、そこらに置いてある状態」です。

片付ける、整理するということは、それらに「動きを与える」ことになります。

そうすると、多くのものが一度に「アクティブ」になっていき、それらに自分のオーラが動かされて、肉体の動きによる疲れとは別の、エネルギーレベルでの疲弊感を生じさせます。

物のエネルギーは、最初から「ある」のだけれども、ただ「在る」のと、「動作中」は違いますよね。エネルギーの「動き」による作用は大きいです。

さらに、しばらく使っていない物のもつエネルギーとは、今の自分とは引きあっていないエネルギーでもあります(だからこそ、使われなくなっています)。そうした、今との落差のあるエネルギーだからこそ、なおのこと、自分のエネルギーが動かされる度合いが大きく、疲れることになります。

ちなみに、こうしたエネルギーの作用は、片付けている本人だけでなく、同じ場所にいる家族にも伝わりますので、

「家族の誰かが、大がかりな片付けをすると、まったく関係ない自分まで、なんだか疲れる」という現象もおこったりとか。

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