時間というしくみの中で、この人生を学んでいます。

この世には「時間」というしくみがあります。

霊的な世界には、この世のような時間の経過はありません。

この世に「時間」があることで、私たちが経験させられる学びのひとつに「待つこと」があります。何らかの働きかけをしても、結果に至るまでには時間が掛かり、それ以前に、準備にも時間が掛かり、

何をするにしても「すぐとはいかないことだらけ」です。

ランタンを手に幻想のドアに向かって歩く子ども

なかなか進まず、うまくいかないことがあれば「なぜ」「どうして」と理由を探してしまうけれど、「なされるための必要な時間」を過ごしているだけという場合も多いです。

現状と合っている道を選んだ場合でも、なかなか進まず、自分に合っていることを手掛けた場合でも、形になるまでには思ったより長い時間が掛かることもしばしばです。

そういう世界の中で、私たちは人生という経験を学んでいます。

スピリチュアルなことに関心が向くと、つい内側ばかりをみつめてしまい、時間という変化のしくみがあることを忘れてしまうのですが、

この世という場所で、人として生きる経験をすることは、時間を掛けることの価値をも学んでいるのだと思えば、焦ることなく、諦めに浸ることなく、未来に向かって進んでいくことができますね。

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