したいことは遠くに、すべきことは近くにある。

たくさんある事柄のうち、「どれが、自分のしたいこと」で、どれが「自分のすべきこと」なのかがわからいときは、以下のような基準で考えてみてください。

それらは、自分からの距離感で判断できます。

多くの場合、「自分が好んで、したいと思っていること」は、遠くにあるものです。だからこそ、「したい」という気持ちがうまれます。

すぐ近くにあり、いつでもできることは、「したい」という強い気持ちになりまえん。すぐにできますから、その気持ちが発生する前に行動して叶えることができるからです。

そして、「自分の、すべきこと」は、目の前にあるものです。遠くにあるものは、すべきという緊迫感を覚えにくいです。

近いところに「すべきこと」がありながらも、遠くの「したいこと」が気になってしまう状態が、「したいことと、すべきことが、わからない状態」です

まずそうして考えてみると、少しだけ思考が整理できると思います。

その上で、何をどうするかを改めて考えるのがいいでしょう。ここが区分けされないままの思考は、なかなか前に進まないものなのです。

わかった上で、それぞれをどう扱うかというとらえ方をすると、目的や優先度をふまえた現実的な思考ができるでしょう。

その先は、自分の自由です。したいことをするのも、すべきことをするのも、どちらも選べます。こうせねばならない、というルールはありません。

すべきことを優先するのが正しいとか、自分の好きなことを優先するのは現実を考慮していないとか、理由はいかようにでも「作られてしまう」ものですから、一律の正解は存在せず、自分が基準を設けて選んでいくことが大事です。

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