後方からのサポート役を卒業して、前方で自分らしさを出していく。

オーラのサイズが大きい人は、他人に働きかける影響力が強く、ものごとの全体を見渡す視野の広さをもっているので、その場をうまくまとめる動きが上手です。

全体が調和するためには何が必要で、そのために自分は何をすればいいかという判断ができるので、後方から全体をサポートする立ち位置で活躍する人も多いです。

人生の前半のうちは、こういうポジションで力を発揮して活躍する人も、人生の中盤以降は、それだけでは飽きてしまうことも多くなります。そういう感覚になってきたら、自分自身を、新しいポジションへと動かしていくのがいいでしょう。

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こうした変化がでてくる理由は、需要と供給のミスマッチです。

自分は経験が増えることでサポートスキルは上がるけれど、周囲から必要とされるサポート内容はだいたい決まっている範囲のことになりますよね。

オーラの大きさとは、器の大きさでもあり、経験を知恵へと変えてたくさんストックしていくことができます。できないことも、すぐにできるようになって「余力」「余裕」がつくられるメリットが、逆に作用して「力が余ってしまう」のです。

以前と同じことをしていても、以前のような達成感はなくて、これでいいのかという感覚になるときは、そろそろ「後方からのサポート」役を卒業して、その次の段階の学びへと移行していく時期なのかもしれませんね。

後方の位置から卒業するなら、次に目指していくところは「これまでよりも前の位置」になります。

これまでは、自分が一歩下がって全体を押し上げていくような力の使い方をしていたところを、ポジションを前方へと上げていくようにして、これまでよりもダイレクトに「自分らしさ」を出していくようなスタイルでやっていくということです。

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