最近は女性でも管理職になる方が増えていて、ここ数年で増えている相談事項に「上司として、部下とのコミュニケーションがうまくいかない」というものがあります。
私がこの仕事をはじめた頃は、こういう相談はあまり寄せられませんでした。ここ数年で本当に増えていて、今の時代ならではの特徴的な問題なのだなあと感じます。
上司と部下のコミュニケーションが(昔と比べて)うまくいかなくなりやすい理由のひとつに、今の時代はテクノロジーの発達により、
ものごとが変化するスピードが速いことがあげられます。
流行がめぐっていくのが速いですから、上司と部下で年がちょっと違うだけで、関心があることも、経験していることも「まったく違ってきてしまう」ことが、かみ合わない理由のひとつになっていると感じます。
昔は、上司と部下との差はたとえるなら「windows7」と「windows10」くらいわずかだったところが、今は「ガラケー」と「スマホ」くらい開いていて、上司の思う普通や常識と、部下のそれがかみ合わなかったり、言葉の前後左右の含みが通じなかったりといういろいろがでてきやすいのだろうなあ、と。
こういう差をつくらないように、またはこの先もいい仕事ができるように、
30代以降のビジネスパーソンは、普段から「テクノロジーの進化についていく」ことが大事だと思います。
現時点では特に悩みがない場合でも、インターネットを前提としたさまざまな進化についていくようにしないと、この先の未来で仕事の幅が広がらなかったり、デジタルネイティブの部下と話があわなかったり、困ることがでてきやすい、そういう時代を私たちは生きています。
それに進化についていくことで、仕事だけでなく、生活全般の質をあげることにもなるでしょうから、メリットは大きいと思います。
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