自分の力を小さく見せようとすると、それもイライラの原因になる。

自力を上限までいっぱいに発揮するよりも、内輪で動いていくと余裕がうまれて楽でいられる気がするけれど、実際はそうならずむしろ「力が余って不調和が生じる」場合が結構あります。

よくあるあらわれのパターンは、他人のようすに対してイライラしたり、ものごとの進みが遅く感じられて、自分のやる気が下がってしまうことです。

マフラー姿の少女

これらは外のようすに引き起こされている・・・ように自分的には思えるけれど、使われないまま余っている力が行き場をなくして、内側で「怒り」「焦り」「諦め」などの否定的感情と結びついて反応が起こっているだけです。

自分がもつ力の大きさに見合うように、使い道の規模をより大きくしていけば、つり合って解消していく現象です。

力を大きく使えば消耗しますし、責任も増えて、嫉妬もされるかもしれません。ですがその分、大きな成果も手にできます。それらの負担を恐れて力を使わないでいると得られる成果も小さくなるので、最初は楽だと思ってもだんだんやる気も下がります。

他人へのイライラは、自分の力を大きくいかさずに、小さく使って安心しようとしていることから生じる反応もありうるので、そういうときは「備わっている力を十分に発揮できているだろうか?」と自分の姿勢を見つめなおしてみましょう。

コメント

  1. HM より:

    リカコさん
    こんにちは

    昨日知り合いに会い、その後このモヤモヤ感は何だろうと今日は部屋の窓を全開にして空気の入れ替えを何度もしたり、何かを振り切りたい感覚がありましたが、原因は相手より元々自分にあるのかもと考えていた所、こちらの投函を見る事ができました。最近、停滞の状況にあるので、文章にあるような事だったのかもしれないと思い、現実的に動くきっかけになりそうでした。リカコさんは感覚を理性的に言語化してくださるので、わかりやすいなぁといつも思っています。
    そして余談ですが、このイラストを見かける度にドキッとします。リカコさんが描いたのですか?生々しい感じがするのです。。。(@_@)

    • リカコ リカコ より:

      HMさま
      おそらく相手は、反応のきっかけになっただけで、大元はご自身の中に使われないままの力が余っていたのではないでしょうか。そうであればエネルギーを注ぐ対象となることを探していき、そちらに力を出していけば他人は気にならなりますね!
      イラストは自分で描いているものはなく(絵心はゼロなので・・・)、すべて写真イラスト素材サイトから購入したものです。こういうちょっと変わった印象のものは外国人のクリエイターさんの作品かな?と思います。なんとなく不思議な感じがして印象に残りますよね。

      • HM より:

        返信ありがとうございます。

        そうだ、そうだと思い出しました☆他人が気になる時の理由を忘れていました。。。゚(゚´ω`゚)゚。
        ガーン、、、お相手の方にごめんなさいです、何だか反省です。

        イラストは海外の方の作品でしたか。不思議な存在感ですね!

        教えて頂きありがとうございました。^_^