制限があるから、思考が冴えるし行動ができる

私たちは、時間、労力、責任、などの制限があるからこそ、その中でなんとかしようという思いがうまれて行動できます。もしも何の制限もなければ、いつでもいい、今でなくても大丈夫という気分で、思考にも行動にもスイッチがなかなか入りません。

時間が十分にあり、気持ちにゆとりがあるときは、意外とアイデアも浮かびにくいものではないでしょうか。時間があるときこそ、前からやりたかったことをすればいいのですが、実際にはなかなか行動できないですよね。

逆に、あれもこれもやらないと…と忙しくしているときは、思考と行動のスイッチがオンになっているので、その流れでほかの事柄にもいいアイデアがでてくるものです。

まったくゆとりがないのは疲弊しますが、ありすぎてもスイッチが入らないので、ある程度は意識に負荷がかかるシチュエーションがいいみたいです。

私たちはいつも「やってみたいことがあるが、あれとこれの制限があるからできない」と考えてしまうけれど、逆から「あれとこれの制限があるなら、どうやって○○をすればいいだろう?」と考えてみるといいのでしょうね。思ってもいないアイデアや答えが浮かび上がってきたり、降りてきたりするのは、制限があるなかで工夫しようとしているときに多い気がします。

コメント

  1. mulichan より:

    この記事を拝見して感じるのは、自分が比較的気分よく物事を進められている時は、この「制限」というものを無意識ながらうまく利用しているように感じます。制限があるからこそ、物を選ぶにも、行動するにもその枠の中で最大限にできることを考え進んでいく。ただ、何かのはずみでこの「制限」をネガティブに捉えはじめ、自分の人生に立ちはだかる壁のように感じ始めると、人生に対してどこか不貞腐れた感じの感情を抱き、行動がstopしてしまうことがあるなと感じました。

    制限の中にある『自由』に気づき、獲得し、本日も少し前に進みたいと思います。

    • リカコ リカコ より:

      mulichan様
      そうですね、制限は「判断基準」だととらえればいいですよね!それがあるから逆算できるとか、短期的な目標がつくりやすいというふうにちょっと無理やりにでも?メリットを見いだしていけば、お書きになっているとおり「制限の内にある自由」をいかして進んでいけるのだと思います☆

  2. miさん より:

    私の場合ですけれど、制限が沢山あると、それに対してまず「ちゃんと出来るだろうか」とういう不安が出てきます。

    でも、自分の中でその不安さえ取り除けたなら(不安は抱えてるだけじゃなく、行動を起こす事でしか解消していけないと切り替えて)そこからは、とてもいい方向に進むように思います。

    例えば、その目指すものにかける熱量が多ければ多いほど、「いつまでにという時間の制限」や「想い描く目指す形で」等なにか制限がある方が、いい意味で「なんとしても~したい」という意識が働いて、急に切り替えがきき、集中が増したり、ペースがあがったりする事があるように思います。

    そしてまた、少しずつ課題を、クリアしていくと、パズルが少しずつ完成して、ピッタリあっていく時の嬉しさに似たようなものを感じて、そこからさらに、気持ちの面でもよい方向に進んでいけるように思います。

    制限を、「大変なもの、困ったもの」とマイナスに捉えがちにならず、自分の意識のなかで、きちんと前向きにとらえ、そこから「制限があるからこそ、ひらけてくる沢山の可能性」を積極的に見つけられる自分になりたいです。

    • リカコ リカコ より:

      miさま

      何か枠となるもの、制限があるからこそ、たとえばパズルのピースにしても「どこまで集まったか」の目安になりますよね。2割できたとか、半分できたとか。制限がなにもないと思考もぼやっと広がる一方になるので、制限を「目安」と考えていくのがいいのだと思います