「話す」ことで、エネルギーの滞りを解消することができます。

人は皆、生命力、活力というエネルギーを持っています。

これらは、寝ている間にチャージされ、日常の生活の中で、思考をしたり、行動をしたりすることで使われていきます。

内からわいてくるエネルギーを、外に向けて活用することで、動きの「流れ」が作られていきます。エネルギーは、動きがあることが「自然な状態」です。

しかし、ときどき、エネルギーが、自分の内側で滞ってしまい、スムーズにながれなくなることがあります

外に向かって動くはずのものが、内で留まってしまうと「自分の中で、重く」なります。または「外に向けた活動に、エネルギーが乗っていかずに軽く」なってしまうこともあります。

内で、重くなったものが感情に変換されると、否定的な感情としてあらわれます。行動と結びつくなら、進捗が遅くなることもあるでしょう。

なにより、本来は流れているはずのものが留まれば、違和感でいっぱいになり、気持ちも不安定になります。

そういうときの改善方法で、もっとも簡単なことのひとつは「話すこと」「会話をすること」です

話すという行為は、口からエネルギーを出すという行為です。そうした動きの作用で、留まっているものが動いていくようになり、流れを作り出します。

自分以外のエネルギーを、引き受けてしまった場合(他人のエネルギーを、かぶってしまった等)は、たとえば、水で洗い流すとか、窓をあけて換気をするなどの方法も有効です。

しかし、自分の内からわいてくるエネルギーが、内に留まってしまった場合は、そうした外からの刺激よりも、「自分自身を使った動き」であることが効果的なのです。

そのひとつとして、簡単で効果が大きいことが、「話すという、エネルギーを外に向けて出す」行動です。

なぜ、本来、スムーズに動いているはずのものが、滞ってしまうのかといえば、そういうときは、だいたい「行動が少ないとき」ですね。

「やるべきことを、していない」か、「やりたいことを、していない」かのどちらかで、行動量が不十分だと、エネルギーの行き場がないので余ってしまい、滞りがつくられます。

活力というのは、常にわいてくるものなので、消費して減ったままということはないのだから、安心して、自分から外へ向けて活用することを意識しましょう!

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