オーラにはその人自身の性質があらわれます。オーラの様子が、まるで水分を含んでいるかのような、しっとりしている「質感」である人がいます。
もしもオーラに手触りがあったなら、それにふれたら、湯気や霧のような印象をもちそうな「しっとりした水分を思わせるオーラ」をしているのは、情に厚い、やさしい人に多いですね。
深い思いやりをもっていて、同情心が厚いとか、後輩の面倒見のよい人などは、水分を含んだような質感のオーラをしていて、すぐわかります。
基本的にはこの性質はとてもよいことだと思います。しかし、ときに、特定の事柄への思い入れが強すぎて、こだわりになったり、執着になったりしてしまうと、しっとりの範囲を超えて「湿っぽさのあるオーラ」になってしまいますので、度合いが大事だなとも思います。
オーラのしっとり感~湿っぽさの違い。
「しっとり感」~「湿っぽさ」の幅は、その人がどのようなものに思い入れをもち、どのくらいの情の深さでそれをとらえているかという価値観のあらわれだったり、度合いの差だったりするようです。
相手に対する愛情や思いやりの気持ちのほうと、多く結びついていれば、しっとりオーラとなり、自分のこだわりと多く結びついていて、相手を思い通りにしたいような気持ちが大きく含まれていると、湿っぽいオーラになってしまうかなと思います。
適度な重さは、安心感を与える。
情が深くて、しっとりしているオーラの人と関わると、安心感や安定感としての、心地よさが感じられることが多いです。水分には、空気よりも重さがありますから、重さで安定しますので、適度なそれは快適さにもなります。
執着が大きくて、湿っぽさのあるオーラの人と関わると、自分に負荷が掛かったような少々ストレスのある重さを、敏感な方ならば感じるかもしれません。
「情が厚い」「面倒見がいい」という性質そのものは素晴らしいことですけれど、発揮の度合いによって、幅があるということです。
相手という、自分とは別の感性を持つ存在を「尊重」して、その上で思いやりを示すことができるのが、ちょうどよい度合いになると思います。
コメント
リカコさま
昨日ちょうど知人と同じ話をしていました。「いつも世話になっている人が現在困っていて、協力したいけど一緒にいると鬱陶しくて煩くて耐えられない」との相談で、私は内心薄情な人だなと思っていましたが、こちらの記事を読んで少し腑に落ちる事がありました。参考になりそうです。記事はいつも楽しく拝読させて頂いているのですが、こんなにタイムリーに助けになったのははじめてで、ついついコメントしてしまいました。いつもありがとうございます。
MNMさま
情が厚い人は、基本的には良い人であっても、
ときに、その感情が大きすぎると、あっさりしたものを好む人には
トゥーマッチになることがあるんですよね。。。ちょうどいい度合いというのは難しいものですね。