もしも、この人生が「映画」だったとしたら。

自分のことを客観視するのは、とても難しいです。

自分について、または人生について考察したいけれども、具体的にどのような思考で進めていくといいのかわからない方は、映画に置き換えてとらえてみることをお勧めします。

もし、今の自分が「映画の主人公」で、今の生活や生き方全体が「映画」だとしたら・・・と、置き換えて考えてみたときに、

その映画は、作り手(自分)が納得できるものとなっているか。または、観客に感動やインパクトを与えるものとなっているか。という分析の仕方をしてみてください。

その映画は何をテーマとしていて、どんな状況の主人公がどこに向かって進んでいき、何を成すことで成長していくストーリーなのか。映画を見てくれる客層というのは、どのあたりの年齢層なのか。

というようなことを自由に、考えてみるのです。

そうすると、見えてくるものが、何かしらあると思います。

自分をしっかりもっていて、自分を表現する生き方ができている場合は、そうして細部を改めて考えてみることで新たな気づきを得たり、現在地やゴールまでの距離などの再確認ができたりすると思います。

または、テーマのハッキリしない映画なのに(作り手が、特定のテーマを表現しようとしていないのに)、周囲の人が思い通りの反応をしてくれないとか、注目してくれないとかの、とっても一方的な不満を抱いている自分を発見してしまうかもしれません。

そうした気づきがあれば、もっとテーマをハッキリさせた生き方をしたほうがいいなとわかったり、この映画のテーマはこうですと、前もって伝えるほうがわかりやすいだろうかと新たなアイデアがでてきたり、何かしらの広がりがでることが多いです。

「別のものに置き換えて、自分がそれを分析する」という視点をとりいれてみることは、客観視を助けます。

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