目的をもって意欲的に過ごしているときは、自分が作りだすエネルギーで自分が満たされています。
または、安心できる環境にあるときは、不安や緊張でエネルギーが消費されることがないため、自分の中のエネルギーに余裕があります。
そうした状態にあるときは、エネルギーが自分にとって「クッション」のような働きをして、やりとりをスムーズにしたり、ソフトなものにしてくれたりします。
エネルギーが、ちょうどよい「間」をつくる。
たとえば発言をする、他者に働きかけをするというような、自分からエネルギーが放たれる行為も、やわらかいベールを一枚とおしていくようなもので、勢いを調整してくれてソフトになります。
言葉のとおり「ワンクッション置かれる」ように、受けとめやすいものを放つことができます。
そして、自分が外から何かを受けとめる際にも、強すぎるものを吸収して、ちょうどよい刺激となって自分に伝わるという役割をしてくれます。
自分のエネルギーが十分でないときは、こうしたワンクッションがないため、周囲へ向けた放つものが鋭くなりすぎたり、周囲からの働きかけをダイレクトに受けとめてダメージが大きくなったりしてしまいます。
自分のエネルギーが十分にある状態は、自分がしっかりと前に進むための力となり、周囲の関係をスムーズにすることを助けてくれます。
意欲というエネルギーで自分をみたし、そして、不安というエネルギーの使い方をしないようにして、「うまく使う」ようにしましょう。
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