自分のエネルギーに、プラスを与えてくれる「物」があります。
たとえば、「この服を着ているときに、いいことが起こる確率が高い」とか、「このバッグを使い出してから、自分の性格が明るくなってきた」というふうに、物によって自分によい作用がでることは、エネルギーのしくみとして、あり得ます。
人に個性があるように、物にも固有のエネルギーがありますから、よい作用をあたえてくれる物とは、お互いのエネルギーの相性がよいのでしょう。
ラッキーアイテムという言葉は、そういう相性のよい物に対して使われるのだと思います。
こうした作用が起こるのは、自分のもつエネルギーの質と、その物がもつエネルギーの質が、何かが似ていることが前提となります。
似ているエネルギーの物を持つことで、自分のエネルギーが大きくなります。
わかりやすく数値化するなら、たとえば普段は30であるところが、その物をもつことで35になるようなイメージです。
エネルギーの質があっている、似ている要素のあるものは「自分という装置に力を増やす、外付けのパーツのような働き」をしてくれます。
いろいろな思考や行動を通した、エネルギーのやりとりが大きくなされていけば、その結果となる反応や展開にも、反映がなされていきますよね。
相手に対する、大きな印象となったり、自分の思考や行動が冴えたものとなったり。力が乗っていくようになります。
スピリチュアルな法則である「波長の法則(=同じ要素をもつもの同士が、引きあうしくみ)」においても、引きあう度合いが大きくなれば、自分に合うこと、自分が向いていることを見つけやすくもなります。
そのため「この物をもっていると、よいことが起こる」「この物をもってから、自分が変わった」というあらわれが、起こっていくということです。
こうしたしくみを知ると、意図的に、ラッキーアイテムとなりうるものを集めていくことも、可能です。
以前に、「その人といると、自分によいことが起こる」という、ラッキーパーソンとも呼ぶべき、エネルギーの関係性があるという内容を書きました。
人間関係の場合は、お互いが「生命力というエネルギーをもっている人同士」なので、「似ているエネルギー」だけでなく、「違うエネルギー同士」でも、作用が掛け算になることはあり得るのですが、
物との関係の場合は、「似ているエネルギー同士のもの」が、得られる作用は大きくなります。
違うエネルギーによる刺激というメリットも、なくはないでしょうが、「外付けのパーツ」の働きととらえるならば、自分のもつエネルギーに揃っていくアイテムのほうが効果的です。
たとえるなら、人間関係の場合は、お互いが「メイン装置同士」、自分と物の場合は、「メインとサブ」のような関係性の違いがあるということです。
こうしたエネルギーの作用は、日常のいろいろな物との間でも起こっていて、積み重なると、結構な違いになりますから、意識してみると面白いですね。
どのようにして、自分とエネルギーが合う、似ているという判断をしたらいいか。
ポイントとしては、まずは「使いやすいもの」や「似合うもの」を、選んでいくといいでしょう。
それらは、自分とエネルギーが似ているから生じる感覚です。たとえどんなに上質な物でも、自分と合わないものは、使いにくいですし、似合わないですから。
買い物をする際、選択をする際に、その感覚をいかして判断をしていくようにします。
そうした意識のしかたに慣れていくと、エネルギーが合うとは、こういう感覚なんだというのが、わかってくるようになります。
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